ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

2007-07-11 13:03:32 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
渋谷でやってるのだが、ここレディースデーとか関係ないのな。
んじゃいつでもいいや、ってコトで雨の渋谷をよれよれと。

 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

原作は本谷有希子さん。
この人、同郷出身だ。
案の定、舞台は能登。冒頭第一音で「あっ」(予備知識なし)。

劇団の主宰・脚本家であるだけに、随所に舞台的演出が見られる。
それがやりすぎになってないのは、本作の監督さんのセンスだと思う。

特筆すべきは 永作博美さん!
この人、以前PARCO劇場で舞台を観たときにも思ったのだけれど
巧すぎる!
この作品の中でも、もうこれは「格が違う」としか言い様がない・・・。
主役は、彼女です。ある意味。


サトエリちゃんは。
うーん『口裂け女』の時は「おいおいどぉすんだ!?」って思ったけど。
これなら、いいかも。
この人は演技が必要な役をやらない方がいいのかも知れない。
なんて思ったりもした。キツい?
それにしても脚、長いですね。

妹役の佐津川愛美ちゃん。
サトエリちゃんと並ぶと本当にちっちゃい。
「押さえきれない衝動」が理解できて好感度高し。

今度、【劇団、本谷有希子】の舞台、機会があったら是非観に行きたいものだ。