『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

毎月１日は「映画ファン感謝デー」である。
おそらくこの日を公開初日としたのは、意図的であると思われ。

　『　SPACE BATTLESHIP ヤマト　』

私は、この作品の映画化には最初っから反対のスタンス。
では何故観に行ったか。答えは 怖いモノ見たさ 。←をぃ

んで、感想。
観ている間も、上映終了後も、時間がある程度経った今も、わかりません。
何故・今・【ヤマト】だったのか。
そして何故・あのキャスティングだったのか。理解に苦しみます。

良かったのは沖田艦長を演じた山崎努さん、古代守を演じた堤真一さん、空間騎兵隊隊長・斉藤始を演じた池内博之さん、
そして佐渡先生の愛猫・ミーくん！・・・・・・あとは・・・・・・・・・。

役者陣が全員、てんでばらばらに・あらぬ方向を向いてお芝居をしてるカンジがすごい。
元々のオリジナル・ヤマトの持ってるエネルギーが強すぎるから、見事にそれに引きずられてるようにしか見えない。
何を創り上げなければならないのか、そのために自分の演じる役柄に与えられたポジションは何なのか。
それを念頭に置いているとは、正直考えにくい。置いていたとしても伝わってこない。
だからスクリーンに映っているのは、キャストの「個」のみであって、役には見えない。

とはいえあの「ヤマト」だ。相手が悪すぎる。

それにしても主人公、滑舌悪すぎでしょ。
特に演説、何言ってるか聞き取れないんじゃイノチ賭けらんないよねって、私とかは思うが。

隣の相方さんは、何度も何度も大欠伸をしてました。それが全てを語ります。