映画館で流れる予告編を最初に見たときから、これは見ようと思ってた一本。
てか私、生田斗真くんの映画、何気によく観てるなぁとも。
『 予告犯 』
「明日の予告を教えてやる」-ネットカフェの一室から配信される「予告」。
動画の主は新聞紙で作ったマスクに頭部を覆い目だけを覗かせた、通称 ”シンブンシ”。
2008年公開の「ブラックサイト」同様、ネット上にはびこるいわゆる「他人の不幸は蜜の味」に対しての問題提起をしつつ。
これって シャーレンフロイデ っていうんだね。
恥知らずの喜び、か。なるほど。
ただ明確に違うのは、それすらも全てその手の内というシンブンシの精神性。
こういうのって生田くん本当にハマりますね。
個人的には彼の演る役に見られる「キレた瞬間の、狂気を孕む目」がいいなーと思ってます。
なんつーかこー、サイコパスっぽいカンジ?
自分の手は汚さずに、気に入らないものを排除したい。
この感覚って人間は太古の昔から持っていて、だから「神さま」「仏さま」が必要で。
共感とは同時に「投影」をその感情に内包していたりもして。
ネット上にしばしば現れる 誰か を熱狂的に支持したり、あまつさえ金銭的援助までしてしまう心理は
「憧憬」であり、「投影」であり、そして同時に「贄(スケープゴート)」の意味を持つ。
だから 誰か が自分の思う通りでなかったとき、彼らは想像を絶するほど無責任で残酷。
ことSNSが大きく進歩し、誰もが気軽に写真や動画を撮れるのが日常になってから、この傾向はすごい。
もともとその傾向はあったのだけれども。
自分は安全なところで、名前も顔も出さず、でもセンセーショナルな「作品」で人の注目を集めたい・目立ちたい。
その「作品」の中で、誰かが助けを求めていても我関せずで。
そこに見える姿は、あまりにも醜悪。
その対比上で見えてくる”シンブンシ”のありようが悲しくて。
彼を突き動かす原動力となった存在が痛ましくて。
劇中の生田くん演じる奥田 宏明の2つの台詞。
窪田正孝さん演じるネットカフェ店長・青山の台詞。
ここに込められたメッセージがあまりにも痛くて、劇場で泣きました。
そして個人的には菜々緒ちゃんがホントにいーです。
ほんのちょびっとですけどね。痛快ですわー♪
濱田 岳くん。やっぱいい役者さんです。
てか私、生田斗真くんの映画、何気によく観てるなぁとも。
『 予告犯 』
「明日の予告を教えてやる」-ネットカフェの一室から配信される「予告」。
動画の主は新聞紙で作ったマスクに頭部を覆い目だけを覗かせた、通称 ”シンブンシ”。
2008年公開の「ブラックサイト」同様、ネット上にはびこるいわゆる「他人の不幸は蜜の味」に対しての問題提起をしつつ。
これって シャーレンフロイデ っていうんだね。
恥知らずの喜び、か。なるほど。
ただ明確に違うのは、それすらも全てその手の内というシンブンシの精神性。
こういうのって生田くん本当にハマりますね。
個人的には彼の演る役に見られる「キレた瞬間の、狂気を孕む目」がいいなーと思ってます。
なんつーかこー、サイコパスっぽいカンジ?
自分の手は汚さずに、気に入らないものを排除したい。
この感覚って人間は太古の昔から持っていて、だから「神さま」「仏さま」が必要で。
共感とは同時に「投影」をその感情に内包していたりもして。
ネット上にしばしば現れる 誰か を熱狂的に支持したり、あまつさえ金銭的援助までしてしまう心理は
「憧憬」であり、「投影」であり、そして同時に「贄(スケープゴート)」の意味を持つ。
だから 誰か が自分の思う通りでなかったとき、彼らは想像を絶するほど無責任で残酷。
ことSNSが大きく進歩し、誰もが気軽に写真や動画を撮れるのが日常になってから、この傾向はすごい。
もともとその傾向はあったのだけれども。
自分は安全なところで、名前も顔も出さず、でもセンセーショナルな「作品」で人の注目を集めたい・目立ちたい。
その「作品」の中で、誰かが助けを求めていても我関せずで。
そこに見える姿は、あまりにも醜悪。
その対比上で見えてくる”シンブンシ”のありようが悲しくて。
彼を突き動かす原動力となった存在が痛ましくて。
劇中の生田くん演じる奥田 宏明の2つの台詞。
窪田正孝さん演じるネットカフェ店長・青山の台詞。
ここに込められたメッセージがあまりにも痛くて、劇場で泣きました。
そして個人的には菜々緒ちゃんがホントにいーです。
ほんのちょびっとですけどね。痛快ですわー♪
濱田 岳くん。やっぱいい役者さんです。