視線の先

外国人観光客殺到で「ホテル不足」の東京、比較的空室が多い街はどこ？

都内在住の身としては、基本的に都内のホテルに云々というのは余程でない限りはないけれども。
そういや先日のＮＨＫホール２Ｄａｙｓ、ホテルとれなかったという話もちょっと聞いたような気もする。
なるほどこういう事情なのか。


吉祥寺は現在、絶賛観光地状態で。
アーケード商店街は休日ともなると人だらけである。
日本人もそうだけど、中国からの観光客の割合はやはりすごい。
そして一番混んでいるのは「薬局」と「ディスカウントショップ」だ。

こと薬局に関しては、お手頃価格の日常生活品の金額が跳ね上がった。
いわゆる爆買いの影響である。
最安値の商品を扱うことを止めてしまったものもある。
狭い店舗に大量の袋。足が遠ざかりかねない。

確かに大金を落としてくれる彼らは「いいお客さん」だろう。
商売してる方にとっては。
だから彼らを対象とした商売体系にシフトするのも無理はない。
でもこの状態って、永久に続くのか？
その時、誰に向かって商売するのだろう。


東京を「一流の観光地」に。
その試みはすごいと思うし、歓迎する。
でも、その目的のために自らの足元を忘れるのは、日本人の悪癖でもあると思ったりもする。