10/29、実は二回目の鑑賞。一回目は10/1の都民の日。
理由については後述。
後世の創作等により「士」よりは「侍」のイメージの方がはるかに強く。
でも彼らには彼らの日常が存在し。
なかなかに興味深い、その平時、その暮らし。
当時の姿を残した写真も展示。
その中に新橋の愛宕神社「出世の階段」がそのまま写ってて、思わず「おー」ってなったりとか。
サムライってよく日本人の精神性を表す言葉として使われたりするけれど、何のことはない普通の、ごくごく普通の人間なんだよなぁ。
日本人、ってだけで。
この展覧会、一部写真撮影OK(表示有)となっています。
尤もNGの方が多いですけれども。
入ってすぐの展示がOKのせいか、「それ以外はNG」の表示を見事に見落としてる人が一回目に行った時はものすごく多くて。
片っ端から撮ってる人がいっぱいいて、係員の人があまりに大変そうで。
私も「NG」の展示を見てる時にいきなり肩越しに撮られたりとかして(もちろん注意した)、鑑賞なんか全然できない状態でした。
たまらず会場を出、アンケート用紙に状況を記入して館を退出しました。
昨日行ったらば、一番最初の展示(撮影OK)から次の展示(撮影NG)に視線を移す際に必ず視界に入る位置に『NG』のマークが大きく掲出されてました。
これが効果覿面で、写真撮ろうする人が本当に全然いなかった・・・!
まぁ中には「説明も撮っちゃいけないのか」と係員に食い下がっている人もいましたけどねー。
こういうのって嬉しいし有難いです。
それにしても、写真撮影NGのものは何故「NG」なのか、観る側もいい加減ちゃんと考えるべきだと思う。
そこに展示されてる全てが博物館の所蔵というわけではないということ。
展示に際し、所有者の方が撮影NGならば、と貸し出して下さってるのかも知れないってこと。
これを無視すれば最終的にどうなるかってこと。