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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『第26回特別重要刀剣等新指定展』

2020-07-09 09:09:40 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
両国は刀剣博物館。7/7(火)。
あいにくの空模様。でもこういう感じの方が空いてるので安心。


昭和46年から毎年行われている審査会で合格したものの中から、
重要美術品の上位もしくは重要文化財の候補たりうるものとして、制作が優れたものを厳選した珠玉の一品、とのこと。
そのほぼ全てが個人蔵のため、全出展品は撮影不可となっています。

ゲーム実装刀剣が出展されるというわけでもないため、この展示は毎年ゆっくりと、十二分に鑑賞できます。
上記理由にて鑑賞をスルーされる方も多いとは思いますが、だ。
ところがどっこい。
本丸博2020」に展示されてる「太刀 銘 国永(五条)」は、「第64回重要刀剣等新指定展」にて展示された一振だったりするのです。
つまり、スルーしてしまうには余りに惜しい展示だということ。

さて、単眼鏡とノート、鉛筆(シャーペン・ボールペンはダメですよー)を携え、入室。

今回もすごいラインナップでした。
入館してすぐの「名物 芦屋正宗」は圧巻だし。
団子丁子が見事な「脇指 銘 相州住秋広」、松皮肌の「刀 無銘 伝則重」。
個人的には28~31の長義・兼長が二振ずつ並んでるところで完全に足が止まりました。
やー派手、すっごい派手。
長船でありながら相州のテイストを取り入れた長義と、その門・兼長。
現存する兼長の作は極めて少ないのだそう。
反復横跳び状態(比喩)で見比べられる程近い位置なので、師弟の作風の違いがよくわかります。
長義はやはり野心的かつ挑戦的(個人的感想)。

ちょいちょい展示を観に行ったり、本読んだり、図録見たり、で、さすがに少しずつ経験値も貯まってはいるようで。
「あ、これあそこで見た刀と作風似てるな」とか。
こういうのってなかなか嬉しいものです。

実はですね。コロナ禍による臨時休館明け6/16に、刀剣博物館さんにはお伺いしておりまして。
日本刀の見方パート3 刃文」を、3/1以来で観させて頂きました。
その際に今展示のフライヤーを頂戴して帰ったのですが、左端に入館割引券がついてました。
 こんな感じで100円引き。有難や。


 またお伺いします♪

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