「公」感覚の稀薄さ

昨日のブログの冒頭部分の件。

映画を観るのに珍しくバスを使った（私は基本徒歩か自転車ユーザー）。
ちょっと待って、ようやくバスが到着。

新型。
優先席が大きめに設計されてるタイプ。

そのワンブロックを、お母さんとその子供（男の子）が独占してた。
男の子は大興奮で窓の外を眺めてる。
それからお母さんの膝枕でシートに転がった。
衝立を足でガンガン蹴りながら、である。

そこは優先席である。
ましてバス。他にそこを利用したい人は大勢いる。
２人の目の前に立ってたご婦人が、やんわりと注意した。
「坊やをだっこしていただければ、他の方が１人座れますよ」と。


そのお母さん、何て言ったと思います？

　「私もこの子も疲れてるんです！しょうがないじゃないですか！」だとさ。


念のために繰り返すね。ここ、バスの中。
確かに優先席は使用していいだろうけど、それは占有していいって意味じゃないはず。
譲り合いが前提条件のはず、じゃないの？

ましてや寝っ転がる子供をそのままにしておきたいのなら、自家用車か部屋の中にしとくべき！
こんな人が親やってていいの？

こんな「公」の意識の稀薄な親に育てられる子供はどうなるんだろう。
ＯＮもＯＦＦも、ｉｎもｏｕｔもわからないまま育つんだろうか。

そのうち電車の座席で横になるぞ、きっと。最悪。