豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

神秘の白い砂シリカゲル…中津川~多治見~土岐~名古屋

2010-02-10 19:56:05 | ファース本部
どのような海苔もパリッと乾燥していなければ美味しくありません。
海苔の他に、お菓子やサプリメントなども、常に乾燥状態に置く必要があるのでしょう。
この乾燥剤としてシリカゲルが最も信頼されています。

ファースの家では、床下や天井裏などに大量のシリカゲルを敷設し、湿度管理、空気清浄、そして省エネにも貢献するように設えています。シリカゲルとは、1000万分の1ミリの単位の孔が無数にある多孔質の砂です。ここに湿気が毛細管現象で吸われ、抱えたままになっているのが乾燥剤です。
そこに湿気が保有してあり、室内が乾燥した時は排出するようにしたのがファース専用のスカットール(シリカゲル)です。

この湿気を吸う時に、凝縮熱と言う熱を出し、放出する時に気化熱で周辺の熱を奪います。
この作用を利用して省エネ装置の研究を行っています。ファースの家では、冷暖房で約10%以上も省エネ効果があり、その証明実験を行っています。

シリカゲルは、空気中に含まれるVOC(空気汚染物質)などのガスをも吸着します。その吸着した有害ガスを光触媒で化学分解させ水蒸気にする実験も一緒に行っています。
ファース本部の研究開発室と富士シリシア化学の実験棟では様々な検証実験を行っています。

今日は、多治見市にある富士シリシア化学、研究所で試験ボックスの設置作業を視察してきました。写真は、工学博士の伊藤睦弘さん(左)と三浦克則(中)です。
みんなが驚くような不思議な現象を起こすシリカゲルですが近いうちにデビューすると思います。

夜は、気温10℃の名古屋にやってきました。
明日は名古屋国際空港から函館へ…


blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする