豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009受賞…北斗市

2010-02-02 18:16:26 | ファース本部
今日の北斗市は最高気温がマイナス3℃までしか上昇しませんでした。
省エネが問われる中、北海道のような寒冷地では、暖房に使用する燃料費が膨大です。
これの石油を燃やして発電した電気で賄うとすると大変なコストが想定されます。

石油を燃焼させても燃焼効率と言って、燃やして得た熱を実質的にどれだけ室内の暖房熱として活用出来たかの割合が問われます。石油やガスのような燃焼機器も上手に燃焼させなければ燃焼効率が悪くなり省エネ問題だけでなく、窒素酸化物なども撒き散らす場合があります。

電力会社発電所の電気を家庭で使用する場合は、既にその使用熱量の3倍ものエネルギーを消費した事と同じなのです。しかし、発電所では、極力CO2や窒素酸化物などを放出しない方法で発電を行っています。この電気を3倍以上の効率で使用するまさにクリーンエコなのでしょう。

私達ファース本部は、寒冷地でのヒートポンプ(特殊エアコンの一種)で暖房する方法をこの数年前から試してきました。函館や北斗市よりもっと寒い、知床半島の付け根の斜里町でファース加盟店の丹羽工務店さんが開発したファースの家の「FEEL-J」はエアコン一台です。
エアコン(特殊寒冷地用)一台でまさに全館暖房を担っています。

特別に低温が続く北海道の斜里町ですが、一台のエアコン暖房でも35坪の家全部、何処へ行っても20℃以上あります。しかも床、壁、天井面の温度が殆んど同温度です。
給湯もエコキュートで、1kwの電気で三倍以上のお湯を沸かします。

この家には太陽光発電が設置されており、日差しの強い日には殆どの暖房費を賄う事が出来ます。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009(オール電化住宅賞)で優秀賞の受賞通知がございました。写真は、昨年の特別賞の旗で二年連続の受賞です。

今年はこれから厳寒地でのデータをしっかりと収集し来年は大賞を目指します。

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