豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

いつまでも奇麗な空気で暮らしたい…七飯町大沼~北斗市

2010-02-22 18:05:40 | ファース本部
家の中で生活しますと人体や内装部材、家具、生活資材などから家屋内の空気を汚す物質が発散しています。この汚れた空気を換気で奇麗にすると言うのが従来の基本的な手法となっております。
必ず換気させる換気法と言われる法律も在ります。

真冬の空気は、空気が冷たいだければなく極端に乾燥しています。北海道の真冬は毎日、湿度が80%を超えているのですが、絶対湿度(空気中に含まれる水分量)が1.5gとなっており、東京や大阪など殆ど変わりません。日本列島の真冬は何処もカラカラ乾燥です。

気温の低い乾燥した空気を家の中に入れますと、住まいしている人の身体から水蒸気を蒸発させて体温を奪います。生活で発生させた水蒸気を出来るだけ家屋内に保湿すると、人体から体温を奪い難い状態になります。真夏はその逆を行えば冷房省エネとなります。

家全体で調湿が出来ればそれ自体が省エネになるのです。
ファースの家で調湿する際に使用するシリカゲルは、空気を洗浄するのです。シリカゲルの水酸基に空気中のホルムアルデヒドなどの汚染物質(VOC)を吸着させて、奇麗にしてから家中に循環させています。実験や試験では、VOCが完全に無くなりますが、吸着したVOCが飽和してしまう事が考えられます。そこで光触媒で摑まえたVOCを水に分解させる技術を開発しています。

写真はファースの家で実験中のものですが、天井裏から送風されて来た循環空気を、左が触媒付、右が触媒無しですが、LDE照明を当てているだけで半永久的に洗浄し続ける事が解りました。
今後は、この装置で換気量を極端に減らす認定申請の作業に入ります。

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