豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

教育とは大人が子供達から学ぶもの…北斗市

2010-02-16 18:00:27 | ファース本部
写真は先ほど、隣の上磯中学校を訪問して撮った生徒が取材して編集した壁新聞です。
一般の新聞記者のとは視点が異なってとても斬新な記事になっていました。

政治ネタ、社会ネタなどの見出しは一般新聞と同じようですが、記事の中身がかなり異なります。大人の目から容認でき出来ても子供には許せない事、その逆もまた多いのです。

今日は、課外授業の一環として中学校一年生の進路指導を対象にした講話を要請され、その取材のために学校を訪れました。
そこで「身近な職業を調べよう」とのテーマで、生徒個人がまとめたレポートが廊下に貼ってあり、ついつい見入って来ました。

ある美容師さんを目指す子供のレポートで、「この仕事に向く性格は」の問いに、自分には美容師の資格をとる自信がある、人情味があって負けず嫌い、孤独を愉しめる、物事を深く考えれる、根気強く派手さを好むので自分には向いていると書いています。

自分達が中学一年生の時は、このように純真に自分の特徴を主張出来たでしょうか。
自分自身を、「負けず嫌いで孤独を愉しめる性格だ」との分析が出来たでしょうか。うん、きっと出来ていたのでしょう。しかし、その中学一年生の純真さをいつの間にか汚して来たのが私達大人だったようにも思います。

服装の乱れを注意され、開会式に参加出来なかったオリンピック選手がいます。
並みの人はオリンピックに出る事など絶対に出来ません。
彼は並みの人ではないのです。然るに公的な場と、私的な場との区別をしっかりと教えなかった大人達の責任が大きいのでしょう。
大人に、若者と一緒に学ぶ姿勢があれば、あのような問題は起きなかったと思われます。

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