goo blog サービス終了のお知らせ 

豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

寒さと暑さ対策は結露対策に比例する~北斗市

2011-01-29 13:27:31 | ファース本部
ファース本部のオフィシャルサイトには連日数千名の方が訪問します。
「寒い家を暖かくする方法」とネット検索すると、このサイトがトップに出ます。
また私がレギュラー回答者を務める「NOP法人住宅110番」でも、寒い、結露、カビなどの悩みを抱える人から多くの質問があります。

「冬も夏も結露は発生します」…何故か?
これが判れば、夏涼しく、冬暖かい家づくりを行う事が出来ます。
夏暑い家で冷房をすると内部結露が見えない部分に出ています。
冬寒い家で暖房をすると結露が至る所に出来るのです。つまり、断熱、遮熱性能の家を…

快適な暖房気温20℃、湿度50%の時の露点温度(結露発生の温度)は9℃です。
窓ガラスや壁中が9℃以下になると、その部分に結露が生じます。つまり寒い家だからです。
夏場、気温35℃、湿度75%の時、室内を快適冷房気温26℃にすると、この時の露点温度は30℃ですから内壁が結露状態(含水量が増える)になり、カビが生じます。

平素の生活状態でも、家に然るべき機能、性能を有していなければ、住んでから様々な事象が発生してユーザーさんを悩ませるのです。つまり、寒さ暑さ対策と結露対策は裏表の関係と云えます。最初から断熱、気密、遮熱、調湿を意識した家づくりが必要です。

写真は昨日、今日と連日にわたり講習を行っているFAS検査員講習の様子です。
手前右から宮崎の石田トーヨー住器の石田丞さん、熊本の古木常七商店の佐藤義文さん、同じく福岡の三協立山アルミの米田浩一さん、手前左から福岡の栄住産業の土佐弘さん、熊本の原口建材の有田聖一さん、福岡の三協テック西日本の田中淳一郎さん、都城のミツワ産業の木下忍さんです。寒さと結露の起きない家づくりの徹底研修を行っています。

宮崎市や都城市は、新燃岳の爆発墳火で飛行機の欠航で福岡や熊本からの移動となり、その函館空港も猛吹雪で着陸できずに大変な苦労をしての参加です。苦労して辿り着いた分だけ、良い家の造り方を勉強して戴きました。今日も真冬日の北斗市です。
blogram投票ボタン
毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする