豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

乾燥剤と調湿材との違い…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内

2013-11-05 20:57:38 | ファース本部
お菓子や海苔などの乾燥状態を保持するためにシリカゲルなどの乾燥剤が多く使用させています。
乾燥剤とは、一定以上なった湿気を吸い込む機能を備えています。
つまり、掴まえた湿気はその乾燥剤が抱えたままになり、そこに湿気が存在することに。
この湿気を室内が乾燥した時に放出させるようにしたモノが調湿材です。

湿気を吸って、乾燥した際に放出する機能を有するモノを調湿材と云っております。
例えば木材や木炭、活性炭なども調湿効果がありますが、そのキャパと吸着、放出速度などが大きく異なります。吸って吐いてを行えば調湿効果と云えますが、あっと言う間に吸って、直ぐに吐き出すと調湿効果の時間帯が極めて限られます。

私達が開発したファースの家は、「空気サラサラ」「健康深呼吸」「美人住宅」「美人ハウス」などのコピーを商標登録して家屋内の空気の質の違いを強調して参りました。
空気の質を向上させようとの次元ではなく、湿気を何とかしょうと思考したからです。

例えば40坪のファースの家の場合は、約100リッターの水を床下に保有します。
このシリカゲルの表面は、「水酸基」と云う原子単位のトゲトゲが無数に突き出ており、このトゲが酸素や質素より粒子の大きな空気汚染物質を吸着して、森林の中にいるような空気環境となります。
つまり水蒸気の吸う時は物理的作用によって空気を浄化するのです。

これも木材や木炭なども同じような効能はありますが、その量が極めて限られます。
換気をしなくとも空気を綺麗な状態で保持するだけのキャパを確保していますが、必要最小限の新鮮空気の導入で様々な室内の空気環境をコントロール出来るようになっています。

この家屋内の調湿と換気量はこれからの住宅設備の大きな課題となることでしょう。
さて、今日は明日午前の会合に合わせ北斗市から東京に移動しながら、シリカゲル素材の加工技術のレポートを書いておりました。写真は乾燥剤とシリカゲルです。
明日は新橋で開催の健康・省エネ住宅国民会議の幹事会に参加します。

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