豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

心に残る財産とは…北斗市~函館市~札幌市

2015-11-07 19:32:53 | ファース本部

家庭裁判所で扱う家事調調停では亡くなった後の相続紛争があります。
人が懸命に生きて亡くなった後に残したものは、その遺産を巡る相続争いです。
腹違いの遺児6名、前妻、後妻、正妻が入り乱れての何とも醜い罵り合いも。
調停の聞いたのですが葬儀には資産家のわりに焼香者が僅かだったと言います。
亡くなった人は、遺族の醜い遺産奪取の紛争などを意にしなかったことでしょう。

20年以上前に私の義兄は52歳で亡くなりました。
公務員だった彼は多くの資産を残せませんでしたが葬儀には、会場に入りきれずに会場の周りに焼香の列をつくる多くの人々が参集いたしました。

私のトビ職の時代に東京に出て独立する際は、思い悩む自分の気持ちを、津軽海峡を面した海岸に来て岸壁に打ち付ける波の音に合わせつつ、一言一言を頷きながら、じっくりと話しを聞いてくれたのが昨日の事のように覚えています。

「男の甲斐性、思い立ったら試してみなさい」との義兄の進言が、私を東京へ旅立たす決心をさせました。彼は、その後も時あるごとに私を励ましてくれたものです。
その義兄がガンに侵されあっけなく亡くなりましたが、その彼の葬儀で遺影に向って号泣する人々が大勢いたのです。
彼は、私だけでなく、職場の部下や仲間達にも多くの心の財産を残して逝ったのです。
財産、資産の遺産とは、お金や土地、屋敷などよりも、むしろ心の財産は多すぎる事などないように思えものでした。

今日は、FAS加盟工務店の経営者から相続に関する相談があり、先代が残した信用、信頼こそ真の財産だと進言してあげました。

今日、土曜日の北斗市は朝から穏やかに晴れ上がりましたが、その北斗市を後にして札幌(写真は札幌駅前)に移動してきました。明日のイベント参加が目的です。
旭川はマイナス気温となり、札幌も明日は冷たい雨の予報です。

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