豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

潜熱蓄熱材タイトプレートとは…函館市~北斗市

2015-11-26 18:34:15 | ファース本部

蓄熱容量と言う家の性能があります。
住宅内に日射熱などを溜め込み、安定した温熱環境を保持する性能です。
家の断熱、気密と整合しなければあまり意味はありません。
ファースの家の創設当初は、床下に40mmの砕石を敷設する基準を実施して参りました。ところが真冬に凍った砕石を入れると大工さんが寒くて仕事が出来なくなります。

また施工面でも砕石を洗浄して敷設する手間を考えるととても大変であるとして、砕石に変る部材についての提言が多く寄せられて来ました。
ファース本部は、潜熱蓄熱材に着目して、その実用面での検証を行ないました。

住友化学の関連企業である住化プラスチック様が大手ハウスメーカーの床暖房用に開発した潜熱蓄熱材に注目しました。潜熱蓄熱材は、ポリプロピレンの薄い容器に特殊な変動液を封入しております。つまり周辺温度によっては、液体から固体に状態変更して比熱が変わることから潜熱蓄熱材と言い、砕石より蓄熱量を増大させます。

この蓄熱材をファースの家専用に処方して戴き「タイトプレート」と命名しました。
このタイトプレートは、20℃~25℃の快適適温を特に蓄熱するようにしてあります。
砕石は安価ですが洗浄や搬入コストを厳密に計算するとタイトプレートより高くなります。

また平らな形状のタイトプレートの上には、空気清浄と調湿機能を備えたスカットールを敷設することが可能となります。(写真)砕石なら下部に隠れて空気洗浄効能が弱ることを改善出来ます。タイトプレートの敷き込みは、一人の作業にて1時間くらいで終了します。
色々な難題に突き当たると様々な知恵や工夫が生まれて来ます。

今日は数組のご来社された方々との意見交換の後に家庭裁判所に登庁して調停業務を終了させてきました。これも難しい案件でしたが当事者の意に沿うことで合意成立です。
さて、明日は昼のフライトで東京移動の予定ですが、昼前にANAから欠航する可能性があるとの連絡がありました。先ほど確認したら予定通り運行するとの事です。

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