豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

瑕疵とミスをしないために…札幌市~新千歳空港~函館空港~北斗市

2015-11-18 17:04:11 | ファース本部

瑕疵(かし)と言う言葉を耳にしますが瑕疵とは、「ミス、間違い、過失」の意味です。
私達の家づくりにおいての瑕疵は、明らかに設計者や施工者の責任です。
瑕疵担保履行法による瑕疵(かし)は、「構造体の不具合と雨漏り」事象の2項目限定で、10年間、設計施工に関わった業者の責任を法制化したものです。

例えば、屋根の施工が悪くて雨漏りが起きた場合と、基礎コンクリートの大きなひび割れ、土台や柱の欠損などは、施工者責任で補修することが法律で定められました。
この2項目以外の瑕疵では、瑕疵担保履行法の適用が受けられません。

私達が一般的に口にする「ミス、間違い、過失」と、家づくりにおける瑕疵担保履行法の範囲における対応策は、自ずと異なっていることを覚えておく必要があります。
家に不具合が生じた場合は、有償、無償、瑕疵担保対応か否かも含め、直接お金を支払った施工業者が責任対象となります。

その施工業者は、不具合の程度を調査し、関係する協力業者を通じて資材、器材メーカーに対応を指示するのが通常のメンテナンス対応順序です。
そのためにも施主と施工業者とは、常に友好的な環境を保持しておくことが必要です。
施工業者との信頼関係を保持しされていると「有償」メンテナンスであっても、当該業者が近くに来たついでに「無償」にして戴く場合も多くあります。

家づくりを計画する人は、友好的で末永いお付き合いが出来る施工業者であるかどうかを見極めすることが、家づくりでの成功を為す秘訣と言えます。
その瑕疵と言われるミスをしないためには、しっかりとした情報をもつことが必須です。

昨日は、環境工学で高名な、北海道大学の羽山文広教授の教室を訪問して様々な学術的なお話を聞けました。瑕疵をなくするためにも学術的な知識や理論を熟知していると、現場状況がフィットさせることが大切のようです。今日は帰社して瑕疵担保関連の質問に回答しておりました。

今日の空路移動でしたが、やはりカラダがラクでした。本を8ページ読むと到着です。
写真は運んでくれたプロペラ機です。
北斗市本社に帰社し、施工中の「雪の積もらない屋根」に上がってきましたが、屋根の上は気温3℃、しびれるような寒さを。もう冬ですね。

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