豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エアコン輻射熱暖房が標準のファースの家…北斗市

2015-11-22 11:42:16 | ファース本部

蓄熱暖房器は、深夜電力を活用して熱を断熱したケーシング内部のレンガに溜めこんで、少しずつ放熱して暖房する仕組みです。
3・11の原発事故で原発の殆どが止まり、多くを火力発電で担うようになりました。
深夜になっても深夜電力は余剰し難い状態となり蓄熱暖房機を使い難くなってきました。

ファース本部は、10年ほど前から来るべき時代に備えて高機能エアコンの使用実験を行って参りました。エアコン暖房と聞いただけで、頭の上を温風が飛び交い、それでいて電気料金だけが跳ね上がると云うイメージを持ってきました。

エアコン暖房とは外気に含んでいる熱を汲み取る装置のことです。
外気より基本的に約10℃の気温を室内機に運び、室内気温にその10℃の気温を加温すると云うのが暖房メカニズムとなっております。
例えば室温5℃であった場合、室内機は15℃の熱を吹出し、室温が直ぐに吹出し温度の15℃に上昇すると、それに10℃加温、25℃の暖気となるため、暖房空間が成立致します。

ところが家の断熱・気密・開口部などの性能が悪い場合は、吹出し温度に届くまで相当な時間を要します。この間の室内の温熱状況は、頭部が暑く、足部が寒い状況となります。
しかもエネルギー消費効率が劣悪状態で稼働するため、使用する電力量が膨大となります。

室外機は、外気温から熱を汲取るため、冷媒ガス温度が外気より10℃以下にします。
外気の僅かな湿気がフィンに絡まり、霜取り稼働率が上がる悪循環となります。
つまり、家の性能とエアコンの暖房性能は大きく関わっていると云う事実があります。

ファースの家は天井裏に寒冷地でも使用できる高機能エアコンを設置して、ショートサーキット防止を備えたのが特徴です。
天井裏を効率良く暖めて、暖気用のサイクルファンを加えて強制的に床下を暖めます。
当然、床暖房的な暖かさとなり、壁内部を上昇する暖気で壁面や天井面からも輻射熱が発散されて、とてもマイルドな暖房空間をつくり得る事が出来るようになりました。

写真は今日、上棟式を行った最新型バージョンのファースの家で冷暖房費用が完全に0円になる仕様となっております。さて、当方これから休養に入ります。

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