健康でしかも省エネ、そして快適に暮らせる家づくりは、施主にとっての願望でもあります。
地球温暖化を防ぐために行政は、昭和55年を皮切りに次々と断熱基準を見直してきました。
そしてついに2020年には、高断熱住宅の施工が義務化されます。
省エネ基準や義務化でビルダーは、重い腰をようやく上げざるを得なくなっています。
その2020年、つまり3年後には、ネット・ゼロ・エネ・ハウス(ZEH)を半数以上にするための施策の行政指導、つまり誘導規制を既に行っております。
ZEHとは、先ず床、壁、天井、開口部(外皮)から逃げる熱を極限まで少なく、そのうえで照明機器、給湯機器などの家電等も徹底して省エネ器材と致します。
それに太陽光発電パネルを搭載することで年間の消費エネルギーをゼロに致します。
私達のファース工法は、外皮の熱損失量が30年前から2020年義務化仕様より高い性能を誇ってきましたが、それに省エネ器材と太陽光発電を乗せることでZEHになります。
地域の工務店はZEH(ゼッチ)と聞いただけで拒否反応を示す人もおります。
ハウスメーカーも大手ビルダーもZEH対応に総じて歓迎的な雰囲気はありません。
今日は九州のビルダー経営者(エコワークス株式会社・小山貴史社長)が中心となって起案したZEH推進協議会の設立記念講演会に参加しました。
小山社長もビルダーを経営しながらこのような協議会を設立に尽力された事に心より敬意です。
今日の記念講演会には、IBEC理事長の村上周三先生や名立たる学者の先生、それに国交省、経産省、環境省の三省の役人が参加してパネルディスカッションを行いました。
私達工務店経営者は、いまやZEHを避けて通れない時代が到来したと肝に銘じることでしょう。
ハウスメーカーが積極的でないこの時期にこそ、地域工務店がZEHを広めることでチャンスが広がりそうです。
明日は岡山に移動します。
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