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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

Q値・熱損失係数を計算する…函館市~北斗市

2017-07-06 17:42:47 | ファース本部

家全体から逃げる熱量を「総熱損失量」と云います。
壁から逃げる熱、床から逃げる熱、天井から逃げる熱、窓などの開口部から逃げる熱、換気や隙間から逃げる熱の合計を総熱損失量、それを延べ床面積で割った数値を(Q値)と云うのです。

北海道ではQ1住宅、つまりQ値を「1」にする家づくりを目指す工務店が多くあります。
Q1で床面積100㎡、外気温-0℃の真冬に室温を20℃に保つ場合は、1×100×20=2,000。
つまり時間当たり2,000w(2kw)の暖房負荷で家全体を20℃にキープする事ができます。

これをファースの家のようにエネルギー消費効率の高いエアコンの使い方をすることで、2kwの7分の1程度のエネルギー消費量で20℃を保持することも可能となります。
今日は北斗市本社でFAS検査員新規講習を行いました。
Q値を計算で割り出し、そのQ値を用いてひと月の電力消費量を計算します。

写真は山形の東住宅産業さんの二人の女性受講者を中心に、士別市のイトイ産業さん、千歳市のイーグルホームさん、釧路市の丸康高橋工務店さん、湧別町の丸藤近藤商会さん、深川市の寺岡工務さん、新潟市の「わいけい住宅」さん、兵庫の芦田木材さん、宮崎の石田トーヨー住器さん、盛岡の三協テックさんの皆さんが参加されました。

この講習会は断熱施工管理技術士に相当する内容の講義を二日間にわたり行います。
明日は実技も伴う講習を行った後には、70点以上を合格とする考査試験があります。
空気線図を用いて露点温度を見る方法や断熱材ごとの性能値の出し方を講義しています。
明日は全員合格を目指し、誰もが真剣で賢明な勉強を行っておりました。

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