金儲けを企んだ発明では、成功する確率が極めて低くなります。
金儲けでは、ヒトを幸せにしようとする真心が伴っていないからです。
売れる商品には、使い手の側に立った気持ちと優しさが込められているものです。
私達のモノづくりに欠かせないのは、使い手の気持ちをどれだけ汲んでいるかどうか。
学校教育で教壇に立つ教師も良い教師は、常に生徒側との程合いを調整しています。
指導を受ける側の気持ちを汲み取れる良い指導者には、優しさのオーラを放っていそう。
今日、私はインテックス大阪(写真)で開催している住宅設備展に参加してきました。
次世代を勝ち抜くために最新技術の推移を集約した設備展でした。
どんなに優れた技術を有していても、それが使い手側の喜びに寄与するかどうかです。
大手メーカーのエンジニアは、上司に褒められる事だけを念じて研究する場合もあります。
動機がどうであれ、エンドユーザーから評価されればそれだけの価値があります。
ところがその大手メーカーでも、全く売れない商品をつくった事例は何度も見ています。
何故に売れないか…
売れない製品には、使用する人への愛情、優しさや気持ちが欠落していたからでしょう。
今日は、真心を込めたモノづくりの必要性を再認識した設備展でした。

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