省エネ基準が義務化から「省エネ性能の説明義務化」に変更とすると云う事です。
住宅の断熱性能は、基準でなくていつかは義務化にしなければなりません。
基準というは目安ですから、劣った断熱性能でも確認申請が普通に通ってしまいます。
説明義務化でも説明相手は、お施主様です。
お施主様にQ値(熱損失係数)やC値(隙間相当面積係数)、UA値(外皮の熱貫流率)の説明をしても殆ど理解して頂けないでしょう。
そもそもこれを説明するだけの工務店技術者は、どれだけ存在するかも疑問です。
しかし、お施主様が安心して家づくりを遂行できるには、この断熱性能や光熱費が解って契約を行い、その通りに推移するかどうかがとても大切です。
私達は、家中を24℃に暖めた真冬の光熱費を消費熱量と消費電力料金で明記します。
夏は冷房費用がいくら必要なのかを表記して提出するように致しております。
これを「ファースの家・住宅性能調査算出書」と云います。
ファース工務店から、提示を求められると必ず計算書を出してあげますが、工務店さまでもご自分で入力して提出する場合も多くなりました。
これは断熱性能ですが、断熱材を多くして隙間をなくすると家の中の温かさを保つことは簡単にできます。問題は暖かくなると湿度が下がるのです。
暖かさと一定の湿度を保持出来るようにしたのが、私達のファース工法の家です。
加湿器を用いるのではなく、床下に敷き込んだ大量シリカゲルに水を吸放出させることで温かくとも湿度を低下させない機能を持たせました(約300㎥の吸放出を行う)。
今日は兵庫県三田市に丹波市のタニミズ住建さまが建築された新谷隆博さまと、美人奥さま、麻美さまご夫妻の「#ファースの家」を訪問しました。
契約時に竣工後には開発者の当方が必ず訪問するとの約束を果たすことが出来ました。
写真は新谷さまご夫妻とタニミズ住建社長の谷水章浩さんと一緒に撮りました。
お施主様の笑顔に触れられて開発者冥利に尽きると、とても嬉しく思いました。