八田與一は台湾の英雄…北斗市・ファース本部
日本人には、「八田與一」と云う人物を知っている人が少ないと思われます。
台湾を日本が統治していた時代ですが、八田與一は台湾の台南市に烏山頭ダムを作った東京帝国大学卒の土木エンジニアです。
この烏山頭ダムは、完成当時に東洋一の規模を誇る大型建造物でした。
このダムで台湾の25%もの荒廃した国土が灌漑工事の水で潤い、豊かな穀物地帯に生まれ変わったと云います。
当時の日本は、資金と技術で朝鮮半島にも同じようなインフラ整備を行いました。
朝鮮半島では侵略者と罵られ、台湾では英雄となっています。
特に八田與一の功績は、台湾の学校の教科書にも記載されており、幾つかの銅像(写真)もあります。
日本統治時代の諸外国への投資は、資源の少ない本土への穀物搬送の目的もありました。
しかしその地域は、極めて豊かな穀倉地帯と生まれ変わったのも事実です。
八田與一は、常に現地の人々と一緒に寝起きし工事に携わり、尊敬されたと云います。
彼の銅像は、威風堂々としたものはなく、作業服で座ったモノしか存在しません。
八田與一は、日本人の本来の在るべき姿を象徴していたのだと思われます。
中国制裁で台湾のバナナやパイナップルを中国に輸出が出来なくなりました。
心ある日本人は、みんなで台湾パイナップルやバナナを購入しましょう。
特に台湾パイナップルは、芯まで甘く、一度食べたらやみ付きになると思います。
八田與一が開墾した国土で収穫した台湾パイナップルは、日本人の味覚に合います。