豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

樹脂断熱材の触媒ガスとは…北斗市・本社

2022-08-30 17:22:00 | Weblog
樹脂断熱材の触媒ガスとは…北斗市・本社
樹脂スプレー式発泡断熱材は、弊社福地建装が平成元年に構築した断熱工法で5年がかりの年月を経て平成5年4月に公的認定されました。
それまで断熱材は、グラスウールで行うものとすることが基本であり、断熱基準もグラスウール断熱材を想定して構築されておりました。

可燃性でもあるウレタンスプレー発泡断熱材の認定申請をしたところ、挙ってダメ出しのオンパレード。
可燃性を抑えるために難燃添加剤の混入なども行いました。
発泡触媒ではHOCを使用しましたが、地球温暖化係数も高いため訴求力がありません。
水発泡(化学反応で気泡中に炭酸ガスが)も試しましたが断熱力は大きく劣ります。
そこでアメリカから輸入したCFOの採用を決断しました。

当時は採用例がなく原液メーカーも慎重でしたが、試験期間を設けて採用。
HFOは、適切な凝固点での沸点で、現場作業もそれなりに適応することが分かりました。
樹脂スプレー発泡断熱は、私が始めた時のゼロ棟から現在、年間数万棟の家に採用されています。

しかしHFOの採用率は、価格が高いためそんなに多くありません。
見た目は水発泡も、HFCもHFOも同じに見えるため施工者側の社会モラルと、知見力の高いお施主さまは積極的に採用に応じてくれます。
画像は、外断熱用断熱パネルに薄くスプレー発泡し、スキン層を何枚も重ねて耐久性や強度を強くしたファース工法用のカットサンプルです。



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