
湿度管理の難しさ…北斗市・ファース本部
湿度を割合の%で示すのは、気温が湿気を抱える器であり、その器の抱えている割合を示しています。
したがって気温が高ければ器が大きくなるため、湿度(相対湿度)は下がります。
湿気が多ければカビ繁殖を増大させる事になり、少なければウィルス菌を増殖させます。
大雑把に云うと40%から60%の範囲が良いとされます。
ところがこの湿度管理はとても困難な課題が山積しています。
写真は自分のデスクの上の湿度計ですが、二個の湿度計が25%くらいを示しています。
自分の執務室は加湿器を用いていますが、常にスタッフとの遣り取りをし易くするため、オフィスとのドアを開いたままにしています。
一人で執務を行う時はドアを閉めているのですが、その時は40%くらいまで上がります。
気温を27度越えになっているにも関わらず、温かくは感じません。
湿度が25%と乾いているため、カラダから水蒸気が蒸発して体温を奪うからです。
現在の東京都の気温11度、湿度62%ですが、絶対湿度(空気に含まれる水の重さ)は5g、上記の27度、25%とほぼ同じとなります。
ファースの家の床下には、ファースシリカ(40坪の家で200㎏)が敷設されています。
ファースシリカ200㎏で約160㎏(160L)の水を抱え、吸放出を行い、調湿しています。
これでも湿度管理は、完璧に実践されているとは言い切れないのが実状です。
調湿は、外気に影響されな、シームレス状の断熱気密層が必須となります。
年末に越した我家のファースの家は、全館気温24度、湿度42%ですが何処も温かです。
湿度計は、写真のアナログ式とデジタル式の二個の平均を見ると良いと思います。
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