ファース工法は、各地域のFAS加盟工務店さまを通じて全国に建築されています。
そのファース工法を確立するまでには、様々な実験を繰り返してから家づくりを行います。
図表は2m×2m×2mの実験ボックスの六方総ての面に色々な断熱材を充填し、中に100wの白熱球を発光させて熱源とし、実験を行ったデータです。
北海道北斗市のファース本部本社の敷地内に設置しております。
この実験は3年間にわたり継続して断熱性能の経年変化をも調査しています。
中に人が住んでおらず、湿気を出さないのでグラスウール断熱材や百倍発泡断熱材に湿気による経年劣化はありません。
図表では、1月10日から15日までの温度データですが、100w電灯一個でbox内の温度分布を見る事が出来ます。
窓がないので忠実に外気温に沿った温度分布となります。
グラスウール24㎏(高性能細繊維)と100倍発泡断熱がほぼ同等の数値を出しています。
安定期の+10℃の時に5℃低い温度をキープしております。
この5℃の違いを人の住む住宅に換算するとbox容積8㎥に対し、40坪の住宅では容積が400㎥と50倍になります。つまりはこの温度差では100wの50倍で5kwとなります。
樹脂断熱材は、気泡の中のガスが抜けると断熱性能が劣ってくるため、最低3年間のデータが必要となります。
このような実験で色々な断熱素材を試し、そのエビデンスをもとにして「#ファース工法」の断熱材に採用しております。
一朝一夕では出来ない根気のある研究と実験を伴っております。
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