樹脂スプレー発泡断熱工法の難しさ…北斗市・本社
現場樹脂スプレー発泡断熱工法は、ファース本部が平成元年に日本で始めて施工しました。
しかし、公的に認められるまでには5年間の歳月が掛かりました。
断熱仕様は、グラスウールが基本で日本の断熱基準が定められていたからです。
可燃性のウレタンスプレー発泡断熱工法は、審査機関の窓口で既に拒否反応がありました。
また我々のファース工法専用断熱材「エアクララ」のような「吹付硬質ウレタンフォーム」は、工場出荷の時点(原液ベース)でJIS規格品質が担保されていなければなりません。
出荷時で良くても最終的な断熱性能は、施工業者の施工の良否に大きく影響されます。
更に施工の良否のチェックを行う事が難しいという問題もありました。
ファース本部は、原液メーカーの倉敷紡績(クラボウ)と、クラボウの100%子会社である、クラボウケミカルワークス株式会社とでの責任施工で「IBEC認定」を取得しました。
本認定は、様々な状況下で一定の施工能力の有したスプレー発泡業者に、マニュアルに従った正しい施工管理をさせる事が要点となっています。
それを対外的に表示証明し「吹付断熱材の信頼性を高める事」が目的です。
材工一体の施工品質が求められる認定で、今までファースグループで行ってきた「責任施工」という考え方が、公的に認定されたと言えます。
「吹付硬質ウレタンフォーム」は、施工が伴っての性能値であり、省エネ基準に沿って計算した通りの品質が担保され、お施主様にも安心感を与えなければなりません。
ファース工法の場合は、上記の公的認定を取得している事で、設計通りの性能品質が確保できる事が、お施主様に安心を与えられる事と思います。
現場環境や季節、天気にも左右されるスプレー発泡断熱工法の難しさを克服しています。
画像は、青森県南部町の株式会社松本工務店さまのスプレー発泡断熱工事現場です。
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