豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本を見る中国人の目…北斗市

2009-04-28 19:16:01 | ファース本部
2009年4月3日、中国のポータルサイト「新浪」に、「日本の好感度が世界1位なのはなぜか」という題の文章が掲載されました。この記事は、米タイム誌が先ごろ発表した調査結果を踏まえながら考察していると言います。この調査は世界56か国12万人を対象に実施したもので世界20か国の好感度をみると、1位日本(77%)2位ドイツ(72%)3位シンガポール(71%)4位米国(64%)、5位中国(62%)の順で「日本は2007年から連続で首位をキープ」し、次のように分析しています。

○日本は米国に次ぐODA(政府開発援助)拠出大国で1979年以来、中国は日本から最も多く援助を受けている。日本の対中ODAは累計2兆7000億円で、中国が諸外国から受け取った援助額全体の66.9%に相当し、北京市の地下鉄や北京首都国際空港、高速鉄道などが、日本の援助を受けて建設されたものである。

○日本の経済力と科学研究を重視する姿勢が、世界各国から高く支持され、日本の科学研究費は、米国に次いで世界2位である。1990年以来、科学研究費の対GDP(国内総生産)比率で世界1位をキープし、科学者の人数も米国に次いで世界2位となっている。

○日本の団結精神を中国人は謙虚に学ぶべきであるとし明治維新時、武士階級は一つになって士族の解体を冷静に受け入れた。それは日本が、初唐期(7世紀初頭~8世紀初頭)における個人の損失を覚悟し、改革のための団結精神を見習ったことを一因としている。中国人は「個」を重んじ歴代君主の偉業を忘れ、一方日本人は「群」を重んじ武徳の精髄を悟ったとしている。

○日本人が大切にするマナーや公徳心の良さは、世界中で知られている。一方、中国語で書かれた「痰を吐くな」「手で触るな」「タバコ禁止」「中国人出入り禁止」という注意書きを目にする。

尚、この著者は、親日派ではなく「日本の中国侵略に対する恨みは深い」としながらも「日本から学ぶ事も多い」とまとめている。

我々日本人がこの記述を読み、何を感ずるであろうか。
中国人も日本と言う国家を冷静沈着で客観的に見るとこのような評価になるのでしょう。少し誇らしく思って今日のコラムに致しました。

新型ウィルスの報道で騒がしくなっていますが自国の国民が誇らしく思うような対応を望みます。写真は今日、調停業務を行っていた裁判所前の日章旗です。

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