豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本独の囲炉裏のある家…北斗市・本社

2022-06-15 16:57:11 | Weblog
日本独の囲炉裏のある家…北斗市・本社
畳敷きで和障子、その和室の真ん中に大きな囲炉裏(写真)が掘ってある家づくりこそ、私達日本人にフィットする光景なのかも知れません。
昔は殆どの家がこのような形態の住宅に住んでいました。

ところが若い人々は、このような写真を見ても関心を示しません。
この囲炉裏の真ん中にぶら提げた「自在鉤」(じざいこう)と云う棒の先に、鍋を下げ、お湯を沸かし、料理を作り、子供たちはこの周りに卓袱台を持ち込んで勉強をしたのです。

特に茅葺屋根の家は、この囲炉裏で燃やした煙が立ち昇り、その煤で屋根の茅を燻します。
また梁、桁、柱などの木材にくっ付く腐朽菌は、燻されて死滅して腐れも生じません。
一方で立ち昇る煙(ススや有機分子)が目に入り、眼を患う人も多かったといいます。

ともあれ新建材が出回るまで日本の家屋は、この囲炉裏で暖をとり、団欒を過ごしました。
ファース工法は、茅葺屋根の思想で水分管理を行えるようにした住宅システムです。
住む人の友愛や和みのソフト面の拡充は、まだまだ研究の要素があると思います。

住む人の健康と幸せを思考すると、きっとソフト面の拡充も成し遂げられます。
住宅システムの性能(ハード面)は実験の繰り返しで出来ますが、ソフト面は難しい局面に出会うことが多いのです。
囲炉裏端での生活は、ソフトを育んだものと思われます。



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