豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日射量と取得熱と断熱力と磯副社長…北斗市・本社

2024-12-08 14:26:34 | Weblog
日射量と取得熱と断熱力と磯副社長…北斗市・本社
窓ガラスは、住宅の景観を得るために重要な部位でもあります。
景観を保つには、出来るだけ透明でクリアーな機能が必須です。
一方、ガラスの熱伝導率は、約1w/mkで、木材の約0.1w/mkと10倍も熱を逃がします。

ガラスは複層(ペアガラス)とかトリプルガラスと多層化する事で断熱性能を向上できます。
今日は日曜日ですがファース本部の実験施設(画像)では、その多層化したガラスで何処まで断熱性能を上げる事が出来るかの実験を実施しています。

ガラスの多層化では、確実に断熱性能を高めることの確認できました。
しかしガラスの多層化は、重量が嵩むため施工面や恒常的な保持力にも課題があります。
出来るだけ軽量でしかも断熱性能を高めるには、Low-E機能(金属粒子のコーティング)を施す事で様々な課題を克服できました。

そのLow-E機能も色々な金属粒子によっては、熱遮蔽機能、熱反射機能、熱取得機能などと幾多の性能を向上できます。
窓ガラスは、建造物の東西南北の部位ごとに替えるくらいの事をしても良いと思います。
しかしながら製造面、搬送面、施工面などでの費用対効果を分析すると、程ほどにすべきとの結論に達します。

この実験は、栃木県那須塩原市の星野アルミ建材株式会社の副社長、磯宗秋さんも多いに執着しておられました。実験段階で0.23w/mkとグラスウール断熱材の200㎜厚さに相当する断熱性能を持たす事に成功しています。

しかしながら販売供給を行う前に磯副社長は、多臓器不全にため逝去されました。
この断熱ガラス実験ハウスに入るたび、磯副社長の元気だった頃の姿が思い浮かびます。
磯副社長の想いを成就させるためにも、本多層ガラスの普及推進を図って参ります。

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