お喋りでない口数の少ない無口な人の事を寡黙なヒトだと云います。
モノを売る営業マンでトップに近い実績を残すヒトに寡黙な方が多いそうです。
寡黙なヒトには、相応の理由があるのでしょう。
洞察力が高く、相手先の要望をじっくりと観察してから言葉少なに提案する営業マン。
清潔感があり、相手の立場を理解しようする姿勢を感じさせる営業マン。
自分のことは聴かれないうちは話さず、徹底した聞き上手になり切っているようです。
このようなヒトは普段から無口で寡黙なのですが、存在感を自然と放っているのです。
また寡黙なヒトには、総じて決断力があると云われます。
先ずは愚痴を言わず、グズグズと悩まず、鋭い観察力できっぱりと決断します。
これは普段から頭の整理がついている事から適格で鋭い判断が可能になるのでしょう。
会社の業績を伸ばす経営者の資質でもありそうです。
口から先に生まれたような、お喋りの一流経営者とお会いした事はありません。
寡黙な経営者は、無言実行タイプが多といわれます。
私はその真反対の完全な有言実行タイプで、壮大な計画を口から放ち、自分を後戻りできないように追い込むタイプです。
とても恰好の良い経営者とは云い難いと自分でも充分に自覚しています。
それでも出来るだけ相手の話を肯定的に受け止め、その意味を噛んで含んで吟味する術は持っていると自賛しています。
一方では、自分から言葉を発言しなければ攻撃される事も少なくて、リスク回避を行うため、消極的な一面もあり、理想的な寡黙な経営者の在るべき姿を求めたいものです。
写真は意外と寡黙な工務店経営者でファース・グループトップ工務店の南原孝之社長です。
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