福地建装も地域密着型工務店…北斗市・本社
12月師走とは、師(僧侶や経営者)が走り回る月、いわゆる集金を行う月と云う事です。
昔の工務店経営は、半期ごとに集金する仕組みも多かったと記憶があります。
家づくりやメンテナンスを行った費用は、お盆と12月にお金を戴く慣例がありました。
私が幼児の時は、元大企業の重役だった父がそこそこの金持ちで、困った人に無利子で貸していた事を覚えています。
街の民生児童委員を務め、生活保護を受けていた方々には、とても親切に接していました。
私達兄妹には、極めて厳しく、その父に関しては良い想いなどありません。
しかし、困った人を見るとそのままにはしておけなかったようです。
大手セメント会社の役員だった父は、中国大陸の満州にセメント工場を敷設するために赴任していました。収入の多くは、故郷の栃木県の土地購入に注ぎ込み大地主だったようです。
ところが戦後の改革で地主制度は、ことごとく借りて有利な仕組みなりました。
多くが二束三文で借り手にわたり、残ったの土地はこの北斗市のファース本部の敷地です。
その父も亡くなり私達兄妹は、母が少ない田んぼを耕す、貧しい母子家庭で育ちました。
生活のため中学卒業と同時に鉄骨トビ職見習い弟子入り、19歳で請負仕事、21歳で上京してトビ職の下請け専門の福地建装を創設しました。
下請けから元請の仕事がしたくで当地に戻り、小さな地域密着型工務店を始めたのです。
工務店経営をしつつも出来る家に満足せず、妻(副社長)の協力を得て「ファース工法」を開発しました。ファース工法は、私達夫婦の4人目の子供となりました。
現在ファースの家は、北海道から沖縄まで日本列島のあらゆる場所に建築されています。
しかし福地建装は、地域密着型工務店(フクチホーム)で在り続ける事が必然なのです。
FAS加盟工務店の経営者と同じ目線でなければ、真の家づくりなど出来ません。
画像は、フクチホームが建築する「ファースの家」の資材の一部で間もなく現場に搬出を。
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