豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

悔いの残らない家の真価を追求しよう…名古屋~セントレア空港~函館空港~北斗市

2010-02-11 20:28:51 | ファース本部
家づくりを行う住宅業界とは、何とも複雑怪奇な世界なのです。
多額の投資をして家づくりを行う建主さんは、最高の家を創ろうと必死なのです。その人に、ファース開発者の私達が「ファースの家は良いよ!」と言うくらい説得力の無い話はありません。

はたまたフランチャイズに加盟金と会費を支払って参加している工務店の人が同じ事を言っても建主さんは、直ぐには納得できないでしょう。売り手側も自分の売り物は一番だと懸命に説得するのです。更にライバル工務店やハウスメーカーは、様々な受注攻撃をしかけてきます。ファースの家だって泣き所は無い訳ではありません。

本当に良い家かどうかは、建主さんが住んでから、3年、10年以上過ぎてから実感するのです。
外観、内観などの見た目は、一見して直ぐに解ります。しかし本当に良い家は決して見て解るものではなく、住み心地、冷暖房費、カビなどの事象と直ぐに対応する工務店の姿勢などで決まります。

そのような、優れた性能を備えた家と、その家を護る施工工務店の方々の真心が両輪のように伴って本当に良い家と言えるのです。営業攻勢で受注をとった工務店やハウスメーカーを勝者とは言えず勝利宣言は、建主さんが住んで期間を経てから建主さんが宣言してくれるものなのでしょう。

昨日は、地道で朴訥に建主さんを幸せにしようとの一心で工務店経営を行う土岐市のファース工務店、㈱永井設計工房さんを訪問しました。写真は経営者の永井 学さん、妹さんで施工技士の厚見智子さんです。永井さん達の地道な活動が少しずつファースの家の裾野が広がり、永井設計工房さんも地元の方々に育てられる工務店になりつつありました。

今日は名古屋国際空港から一気に-4℃凍った北の大地、函館空港へ戻りました。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神秘の白い砂シリカゲル…中津川~多治見~土岐~名古屋

2010-02-10 19:56:05 | ファース本部
どのような海苔もパリッと乾燥していなければ美味しくありません。
海苔の他に、お菓子やサプリメントなども、常に乾燥状態に置く必要があるのでしょう。
この乾燥剤としてシリカゲルが最も信頼されています。

ファースの家では、床下や天井裏などに大量のシリカゲルを敷設し、湿度管理、空気清浄、そして省エネにも貢献するように設えています。シリカゲルとは、1000万分の1ミリの単位の孔が無数にある多孔質の砂です。ここに湿気が毛細管現象で吸われ、抱えたままになっているのが乾燥剤です。
そこに湿気が保有してあり、室内が乾燥した時は排出するようにしたのがファース専用のスカットール(シリカゲル)です。

この湿気を吸う時に、凝縮熱と言う熱を出し、放出する時に気化熱で周辺の熱を奪います。
この作用を利用して省エネ装置の研究を行っています。ファースの家では、冷暖房で約10%以上も省エネ効果があり、その証明実験を行っています。

シリカゲルは、空気中に含まれるVOC(空気汚染物質)などのガスをも吸着します。その吸着した有害ガスを光触媒で化学分解させ水蒸気にする実験も一緒に行っています。
ファース本部の研究開発室と富士シリシア化学の実験棟では様々な検証実験を行っています。

今日は、多治見市にある富士シリシア化学、研究所で試験ボックスの設置作業を視察してきました。写真は、工学博士の伊藤睦弘さん(左)と三浦克則(中)です。
みんなが驚くような不思議な現象を起こすシリカゲルですが近いうちにデビューすると思います。

夜は、気温10℃の名古屋にやってきました。
明日は名古屋国際空港から函館へ…


blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時代の潮流と10年後の自動車産業は…東京~名古屋~伊那市

2010-02-09 21:54:58 | ファース本部
今日はトヨタ王国の愛知から岐阜に来ています。
トヨタ自動車がリコール問題で揺れています。ある経済学者は、【10年もしないうちにハイブリッド車に変わり世界の主流は電気自動車だ】と言う内容のコラムを書いていました。

石炭産業が謳歌した時代があり栄枯盛衰は世の常なのです。
製鉄業や造船業など我国の基幹産業だったのが今では既に斜陽産業になったと言う人もいます。

産業をリードして来た自動車産業も、時代の潮流を見れば先行きが解ります。今はハイブリッド車が時代の風に乗っています。しかし将来はハイブリットではなく世界的に見ても電気自動車が主流になると言います。

現在のガソリンエンジンの車では、3万点の部品を組み立てています。電気自動車はガソリン車の10分の1の部品数で完成するそうです。3万種類の部品メーカーで生き残れるのは3,000社と言う事になります。

この車体に使う素材は鉄でなく、鉄より数倍軽くて強度も鉄の10倍ある、カーボンファイバーだと言います。鉄は益々使われなくなり、ガソリンを生産する石油関連の企業も急速に斜陽化するだろうと言います。時代の潮流は自動車産業に限った事でなく、自分達の仕事でも常に先を見据えた方向性をサーチしなければなりません。

明日は我が身なのですから…
私達、住宅システムの開発企業も常に10年先を見越しての技術を作り上げなければなりません。

今日はシリカゲル省エネの実験のため東京駅(写真)から新幹線を乗り継ぎ、岐阜県恵那市に入っています。
明日は多治見市の実験ブースで試験を行います。

blogram投票ボタン
毎日更新・社長の携帯一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳寒地における人々の営み…斜里町~女満別空港~羽田空港~東京都内

2010-02-08 20:54:02 | ファース本部
ホワイトアウトとは、目の前が真っ白になり一寸先が見えなくなる現象です。昨日、網走から斜里町へ車で移動の際、このホワイトアウト状態になりました。車の前が真っ白で何も見えない危険極まりない道路状況になります。

昨日は、とうとう斜里町の町の入り口の国道で大事故が発生してしまいました。車の外は-10℃の猛吹雪で出る事ができません。猛吹雪の道は、2mもの雪溜まりに自動車が突き刺さって立ち往生しており、通常40分で行ける距離なのに3時間も掛かりました。

以前は、道南でもホワイトアウトになった記憶が何回もありますが、この道東、道北、道央では今でも珍しくないそうです。
さすがに昨日は、道路とJRの寸断で斜里町のコンビニが品切れ状態でした。

本当に真冬は人の生活が危ぶまれるような日々がきますが、この時期を凌いだ後は何とも過ごし易い日々となります。北海道の夏は、気温が30℃を超えると湿度が50%を切るし、そのような日が数日間しかありません。

厳寒地の人々は、ホワイトアウトの真冬を愉しんでいるようにも思います。網走、斜里の沿岸に流氷が着岸しましたがこの地域の真冬ももう一息です。

北海道住民は常にこのような環境の中で生活をいているのです。
写真は斜里から女満別空港への移動中、道の駅で作成中の雪像前で撮りました。弊社の扇常務と村上次長です。

当方は飛行機で東京にひとっ飛びでしたが、彼らは札幌まで、まだこの時間も移動中…無事に着く事を…
明日は東京で過ごし、夜は岐阜県に移動します。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳寒地のエアコン暖房とは…網走市~斜里町

2010-02-07 22:02:19 | ファース本部
外気には限りなく熱が存在します。その熱を上手に汲み上げて暖房に使用する事がヒートポンプ暖房、つまりエアコン暖房なのです。
外気温が-5℃の時は、室外機の冷媒ガス温度を10℃低い-15℃にします。この温度差の10℃を冷媒ガスが拾って室内気温に10℃を加えます。外気温-10の時は冷媒ガスを-20で10℃を汲み上げ、つまり幾らでも外部に熱があるのです。

ところが外気温-10で冷媒ガス-20℃になれば、外気に含まれた湿気が室外機のフィンを瞬時に凍らせます。このため、この凍ったフィンを溶かすために室内の熱を逆流させるデフロスト(霜取り)作用が起きます。

デフロストとは、暖房を一時中断して冷房状態にする事です。
寒いほどデフロストが頻繁となり暖房しない状況になるのです。このデフロストのサイクルをの間隔を開ける仕組みが寒冷地エアコンの課題なのです。

各メーカーが競ってこのデフロスト対策の技術にしのぎを削って来ました。ところがエアコンだけでの対策には限界もあり、家の気密、断熱、蓄熱などとの整合です。

今日は-20℃にもなる道東の斜里町に建築したファースの家「FEEL-J」で勉強会を行いました。この家はデフロスト対策を施したエアコンと家の性能が見合って一台のエアコンで35坪の家全体を22℃以上にキープしています。

写真はそのファースの家「FEEL-J」の勉強会でコンセプト解説をする㈱丹羽設計企画、社長の丹羽豊文さんです。麻美夫人と共同作品のFEEL-Jです。今日は、終日-10℃でしたがエアコン1台で全館暖房を行っており、蓄熱暖房機の消費電力より半分くらいの省エネが出来そうです。まさに厳寒地での次世代住宅の誕生です。

今日は猛吹雪で網走から斜里まで普段40分のところ2時間30分も掛かりました。明日は一気に東京に移動します。
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミリーで行う家づくり…北斗市~函館空港~丘珠空港~女満別空港~網走

2010-02-06 21:28:54 | ファース本部
家族が協力し合いながら家づくりを行う工務店こそが地域密着型の典型です。この地域工務店経営者は、叩き上げの大工棟梁から社長になった方が殆どです。その棟梁経営者を裏でそっと支えてくれたのが奥方だったのでしょう。

最初は、父ちゃん母ちゃんの業態から始まる工務店が多いのです。少しずつその地域での信頼を築いてゆくと夫婦だけでは手不足となり、スタッフを増やしてゆくようになります。たまたまそこに息子や娘がいれば、必然的に家族が協力し合うようになるのでしょう。

棟梁社長は、私などと同じ年代でアナログ人間が多いようです。
完全に時代遅れでもあるのです。しかしデジタルだけで地域の家づくりを受注するなどは到底むりなのです。棟梁社長が培った技能と信用の経営資源を、上手にデジタル化する事が次世代を担う経営者の役割なのでしょう。

今日は網走市の山内建設さんを訪問しました。山内さんは道東で最初にファース工務店となり、様々な技術開発に協力して戴いた工務店です。ファースの寒冷地仕様は、山内建設さんのご尽力の賜です。またユーザー友の会を発祥させたのも山内建設さんです。ファースの思想にも大きな影響を与えました。

写真は、山内ご夫妻の長女、範子さん(後ろ・苗字が変わって大嶋範子さん)が結婚された事をお祝いするために訪問して撮りました。奥さん、息子さん、嫁さん、娘さんは、棟梁社長をしっかりとサポートする、地域工務店の在るべき姿の業態をとっておりました。

今日は、猛吹雪の女満別空港に無理やりの強制着陸ように思いした。しかし、おかげで山内社長さんに厳寒の監獄博物館などを見せて戴きました。
現在の網走市の気温は-14℃です。
明日は斜里町での「FEE-J」勉強会に…

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人を思う気持ちが健康に…函館~北斗市

2010-02-05 18:12:00 | ファース本部
家族どうしが思い合っていつも笑顔で過ごせる事が一番なのでしょう。そのためには、それぞれが心身ともに健康な状態でいる事が前提のようです。例え五体満足でなくとも、いかなる試練をも人生のスパイスのように前向きに受け止めて健康に過ごされている方もおります。

健康とは、身体の五体満足だけを言うのではないようです。
私達が生きている限り、自分や関係者に様々な諸問題が否応なしに降り掛かってきます。その諸問題を人生のスパイスにする寛容性が必要のようです。

頭脳明晰でスポーツ万能と恵まれた心身を持っていて苦悩する人がおります。全盲で盲導犬の助けを受けながらも明るく過ごす人もいます。努力しても100mを10秒で走れないと悩む人は、常人が理解出来ないだけに苦悩が深刻です。

民主党の事業仕訳で「スパコンが何故世界一でなければならないのか、世界二位なら何故いけないのか」との遣り取りが話題になりました。技術力は世界一を目指さなければ二位も三位もありません。しかし100mを10秒で走る事を目標にしたアスリートは、結果が見いだせない事が死ぬ程の辛さとなるようです。

今日は家庭裁判所で家事調停の業務を行ってきました。
家庭内紛争も、些細なボタンの掛け違いが動機となっている場合があります。家庭裁判所で調停する時点での当事者は、決して健康な状態などでありません。

自分以外の「人」の存在を重んずると苦悩から解放されて健康になれそうです。

今日も-10℃の北斗市(写真はその瞬間の北斗市本社)でした。
明日は更に気温が低く-20℃の北海道最東部まで移動を…
blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人とは…知内町~北斗市

2010-02-04 21:43:00 | ファース本部
日本相撲協会が横綱 朝青龍の暴行行為と貴乃花の理事選挙などのニュースで注目されています。
貴乃花が理事に当選するとかしないとかから始まり、当選したら一門からの裏切り親方への犯人捜し的な報道に明け暮れました。

貴乃花が理事に立候補するにあたり、相撲協会の何を改革するのかを「言えない事」を改革するのでしょうか。とにかく特別に閉鎖的な角界だったようです。
貴乃花のような若い親方が、日本の伝統文化を維持しつつも、新しい時代に則した改革を断行してもらいたいものです。

今日は、その横綱の朝青龍が引退声明を行いました。
悪役 朝青龍で人気を博したのですが暴行だけでなく、わがままだらけの彼の行動には、相撲好きの方々もいささか嫌悪感を覚えていたようです。解雇すべきだったとの声も多くあるようです。

外国人参政権の問題がありますが私は、日本の政治に参加するには日本国籍を持った人に限るべきで、大相撲も日本国籍を持った人だけを入門させる仕組みなども検討すべきと思います。

外国人が帰化して日本人になる場合は、滞在期間や状況などに加えて日本国に対する忠誠心をも加味すべきとも思われます。
相撲の好きな人が日本人かも…

今夜は家内の実家(北島三郎さんの親戚)親近者の神道の葬儀に参列して来ました。
神道では葬儀の事を葬場祭、通夜を前夜祭と言います。
亡くなった人が神様になる御祝いの御祭りで笛や太鼓が鳴り響くのが神道の葬儀です。
日本人の根源を見た気が致しました。写真はその葬場祭の模様です。

今日も最高気温が‐7℃の厳寒の道南地域でした。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンマン創業者には辣腕補佐役がいる…北斗市

2010-02-03 18:30:16 | ファース本部
ワンマンとして手腕を振るってきた創業者は、影の部分が見え難いものです。年齢の若い血気盛んな時代は、自分が描いた遠い先のビジョンを見据えて、気力体力にモノを言わせ、その時々の判断力も優れていた事でしょう。

創業者によくあるワンマン経営者の典型です。だから自分独りで全てを即断即決する事がとても合理的でした。自分のしでかした事なので失敗しても、またやり直しも効きます。年齢を重ねる事でしだいに体力的な無理が効かなくなり、合わせて気力、判断力も鈍ってくるのは当然の成り行きなのでしょう。

鈍った判断力での決断実践は、当然ながら良い成果にならないのです。
ワンマンだからこそ不具合な情報が上がらず、避けて通るようになります。優れた経営者には、実効の伴う提言を言える補佐役が絶対に必要です。

名経営者には必ず大番頭と呼ばれる名補佐役がいるものだと言います。
大企業を興した経営者には、その影で補佐した名番頭の存在がありました。名番頭は、経営者の指針や方向性を肌で感じ、成果につながる提案をします。

また名番頭と言われた人は経営の後継者になっていないのも不思議です。名番頭とは、常に補佐役に徹する事なのでしょうか。ひとりでつくった生業も企業になれば、いつしか社員や顧客、協力業者などと、多くの人々に対する責任を背負っているものです。

企業になれば独りでは何も出来ないものです。
弊社は、工務店経営、システム開発、推進業務、販促業務などの幅広い職域を持つ会社ですが、スタッフの才能にに恵まれたからこそ今があるのでしょう。また心強い補佐役も存在します。

最高気温が‐7℃と言う今季の最低記録の北斗市です。
写真は-10℃の社屋外部を会議室から撮りました。

blogram投票ボタン

毎日更新・社長の携帯一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009受賞…北斗市

2010-02-02 18:16:26 | ファース本部
今日の北斗市は最高気温がマイナス3℃までしか上昇しませんでした。
省エネが問われる中、北海道のような寒冷地では、暖房に使用する燃料費が膨大です。
これの石油を燃やして発電した電気で賄うとすると大変なコストが想定されます。

石油を燃焼させても燃焼効率と言って、燃やして得た熱を実質的にどれだけ室内の暖房熱として活用出来たかの割合が問われます。石油やガスのような燃焼機器も上手に燃焼させなければ燃焼効率が悪くなり省エネ問題だけでなく、窒素酸化物なども撒き散らす場合があります。

電力会社発電所の電気を家庭で使用する場合は、既にその使用熱量の3倍ものエネルギーを消費した事と同じなのです。しかし、発電所では、極力CO2や窒素酸化物などを放出しない方法で発電を行っています。この電気を3倍以上の効率で使用するまさにクリーンエコなのでしょう。

私達ファース本部は、寒冷地でのヒートポンプ(特殊エアコンの一種)で暖房する方法をこの数年前から試してきました。函館や北斗市よりもっと寒い、知床半島の付け根の斜里町でファース加盟店の丹羽工務店さんが開発したファースの家の「FEEL-J」はエアコン一台です。
エアコン(特殊寒冷地用)一台でまさに全館暖房を担っています。

特別に低温が続く北海道の斜里町ですが、一台のエアコン暖房でも35坪の家全部、何処へ行っても20℃以上あります。しかも床、壁、天井面の温度が殆んど同温度です。
給湯もエコキュートで、1kwの電気で三倍以上のお湯を沸かします。

この家には太陽光発電が設置されており、日差しの強い日には殆どの暖房費を賄う事が出来ます。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2009(オール電化住宅賞)で優秀賞の受賞通知がございました。写真は、昨年の特別賞の旗で二年連続の受賞です。

今年はこれから厳寒地でのデータをしっかりと収集し来年は大賞を目指します。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明確な目標が試練を教師に変える…函館~北斗市

2010-02-01 18:37:41 | ファース本部
家づくりと言う仕事は、人の住む空間を創造し、組上げるものです。
建主さんの構想を紙の上に落とし込む「エスキス」と言う作業からが始まります。
そのため、現場環境や住み方、住む人の感性まで盛り込まなければなりません。

多額な費用を負担させ、何も無かった白紙状態から線と点、文字と絵で形を表現し、その図面が基になって、建物が組み上がって参ります。建主さんにとってその全て上手に行き、構想どおりの家が出来上がるのが極めて当然なのです。

家づくりには30万個の部品が交互に組み合い、その作業の多くが寒かったり、暑かったり、雨や風の吹きすさぶ、工事現場で行われる事になります。
人の行う事にミスは憑物ですが建主さんにだからと言って許されるものでありません。

建主さんに住んで満足させるには、幾多の試練を乗り越えなければなりません。施工現場で協力業者さん、そして建主さんなどから叱られたり、誉められたりしながら成長して行くのでしょう。エスキスを行う上で大切な事は、建主さんの家づくり対する思想やコンセプトでしょう。家づくりの目指す目標が見えれば、そのターゲットを皆で共有する事が可能です。

今日は家庭裁判所で家族紛争に関する調停業務を行って参りました。
若い一組の夫婦の離婚が成立し、夫婦相互の苦悩と葛藤で選択した結論です。
離婚成立後、「この離婚を将来の幸せづくりの糧にしなさい」と転結させました。

家づくりも家庭づくりも上手く行かない大きな要因は、目指す方向やビジョンが明確になっていないからでしょう。夫婦になったら共通の目指す家庭像を描き、協力し合えば離婚にはなりません。建主さんのビジョンが明確だと出来てからの不具合が確実に減少します。

写真は一昨日の鳥取空港です。
濃い雲の中から突然見えた空港のパイロットランプに正確に着陸しました。
目指すポイントが明確だからこそ安全に着陸出来るのでしょう。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする