高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

事業計画ー立地編ー

2006-03-15 | 創業について

 今回のエスパコンサルティング 松村先生との面談は店舗の立地についてでした。

 今、私が候補地に挙げているのが靱公園から肥後橋までの地下鉄四ツ橋沿いのエリアです。梅田からも近いですし(少し頑張れば徒歩でも可能ですか?)、規模の大きいお店は無いけれど、オーナーシェフが切り盛りする良質のお店が多いと思います。自分のその中で切磋琢磨して、より進化していきたいと考えています。

 私の事業計画も自分の棚卸から始まって、経営理念(自分が目指すべき目標)をしっかり持てることができました。「浪速地野菜・食材の料理を通して生産者さん・食文化の発展及び食育・人々の健康増進に貢献する。」という目標を具体的にして、お客様に体感して頂くお店。そのお店を創業するという事業計画もいよいよ立地や客単価など、より具体的になってきました。

 今回の立地について、松村先生から面・点・線を大事にしてくださいというアドバイスを頂きました。面は商圏・点は店舗物件・線は人の流れ、導線を意味します。私が目指しているのは美食の世界ではなくて、「食」の再発見です。いつも何気なく食べている野菜の味をしっかりと引き出すこと、あまり知られていない大阪で作られるこだわりの食材を通じて大阪の食文化を感じてもらいたいな、と思っています。なので、できるだけ行き易くて駅から歩いて行ける場所・家賃が高くなりすぎないこと(客単価に反映してしまうのが嫌なので。)・来て頂いたお客様がリラックスして食事を楽しんでもらえること。そういう意味で、今回考えている場所は、くいだおれの大阪の流通を支えた土佐堀川から近くて、北やミナミと比べると静か。それに、奇遇にも今年の一月に行われた大有件の20周年記念パーティーが行われた場所でもあります。

 これからクリアーしていかないといけない問題はたくさんあると思いますが、私の活動を支えてくれている方々のご支援を糧に、しっかり実現できるように頑張りたいと思います。皆様、これからもよろしくご声援お願い致します。

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