高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

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2008-04-07 | 筆者の徒然なるままに

Photo   走る4月 転ぶ5・6月。

 この土日は、とても素敵な天気でした。もちろん、お花見もちゃんとしましたよ。

  なぜかこの週末は私の周りで、いろいろな風評被害が起こりました。
 
 私の周りの生産者の方は、強い信念とこだわりを持たれた方が多いです。でも、その方たちの独特なスタンスはその反面、業界では変わり者や異端児扱いされることが多々あります。長所と短所は表裏一体。噂ではなく、本質を見極めることの大切さを、いつも感じます。

Photo_2  話は変わって、私の好きな花のベスト3が桜とひまわりとあとひとつは内緒です。

 ひまわりは、輝く太陽に真っすぐに向かっていく姿に憧れます。
 桜は、こびない儚さでしょうか。
 人の都合に左右されることなく、ただ自然の摂理の中で花を咲かせては、散っていきます。一つ一つは小さな花びらが幾重にも重なり、風に吹かれては散り、雨に打たれたは散る。

 何を残したのかではなく、どのように生きたのか。
 
 人も桜も同じ自然界の一部。
 来年、再び咲く花びらが違うように、人の時代も次世代へと受け継がれていく。わが子のたくましく成長していく姿を見ながら、将来私の人生を彼らはどのように理解するのだろうか、とふっと考える。

 桜を愛でながら、人の心の在りようもこの桜のように稟とありたいと願うのです。

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