読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

吉村昭 その2

2008年11月05日 20時56分34秒 | ■聴く
津村節子夫人に続き,講演会のメインの川西政明氏の話が始まりました。私が吉村氏の著作で初めに読んだのは「海の史劇」であったと思います。結構厚手の文庫本が上・下二巻。大分読み応えがありました。非常に地味な作風ですが,ルポタージュ風でありながら,当時のロシアや日本の状況や様々な事情,細かな事柄が時系列を基本として語られています。この本に接するまでは,東郷提督が活躍する日本海海戦だけしか知りませんでしたが . . . 本文を読む
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