読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

残穢

2015年05月12日 18時40分17秒 | ■読む
小野不由美著、新潮社刊 小野さんの著作を初めて読みました。ある場所のアパートに生じた怪異が発端となり、著者ご自身を思わせる語り手が、その怪異の原因を探し求める物語です。私自身は余り祟りなどを信じない方ですが、信じないにしても、何か不都合なことが続くと、何らかの”障り”があるのかな、と弱気になったりします。固く信じている近親者もいます。本作は、そうした心理を強める感じで、読んでいると「あるかも」と感 . . . 本文を読む
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