読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

絢爛たる影絵

2015年05月04日 14時36分23秒 | ■読む
高橋治著、文春文庫刊 本書は、高名な小津安二郎の評伝であると思います。(著者も解説者も、そうではないとしていますが)私は、この高名な映画監督の作品をきちんと見たことがありません。ちょっと見ては、正直「退屈」な感じがして見るのを止してしまったのでした。しかし、余りに名声が高いので、本書を手に取りました。 著者と本人との交わりに始まり、知人へのインタビューによって、多くの資料の点検と検討の末に本書を執 . . . 本文を読む
コメント