読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

京都「やまと絵師」物語

2021年11月08日 11時01分32秒 | ■見る
10年以上前に、日本画の展覧会の際、単眼鏡で作品を見ていたところ、鋭く無駄のない輪郭線の美しさに魅了されました。元々、美術の素養が乏しいことと、西洋美術を主に学ぶ義務教育の内容だけでは、日本の絵画についての知識や教養が身に付くはずがなかったのだと思います。また、西洋美術は一見して分かり易いのに対し、遠近法を無視した描き方は遅れた芸術だとの、稚拙な思い込みがあったのかもしれません。本作品は江戸時代末 . . . 本文を読む
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