パソコン周辺機器が増えてきたので、ハードディスクの場合は愛称を付けている。例えば、リッピングデータを保存するために3台の外付けハードディスクがあれば、「TARO」、「ZIRO」、「SABURO」などだ。また、それぞれの機器の仕様の概略や購入日を表示しておく。例えば「TARO USB3.0 3T 20200720」のようだ。更に、その機器の電源アダプタとUSBのケーブルの先に「TARO」などと表示しておく。レーザープリンタの場合は、更にトナーや感光・定着ユニットにマスキングテープに交換日を記入して貼っておく。この一手間で、トラブルが起こったり機器の交換などの場合に容易に対応できる。
その他にも表示用のラベルの使い道は多いが、ラベルの作成に便利なのは「ラベルライター」だ。10年くらい前に、リサイクルショップでテプラを買った。キングジム社製の「テプラPRO SR530」だ。(下記リンクの1つ目)ネットで見たら現在も販売されており実売で11,000円以上のようで驚いた。仕事でも使ったが、キングジムの製品が気に入っている。
この機種の利点は、4-24mmまでのラベル幅に対応し、パソコンにソフトをインストールして接続して使用することで、かなり自由にレイアウトできることだ。
このラベルライターは熱転写方式で文字を印字する枯れた技術を使っている。(下記リンクの2つ目)家庭で使う分には使用頻度が少なく持ちが良いから10年以上は使用できるだろう。例えば、一時、文字の一部が印刷されない「ドット抜け」が生じたが、無水エタノールを綿棒に付けてヘッド部分を清掃したらすっかり印字がきれいになり、現在も問題なく機能している。
問題は消耗品であるテプラテープの値段だ。9mm幅の黄色黒印字を購入しようと調べたところ、純正品は、アマゾンで底値が630円程度、ホームセンターでは800円以上だ。使用頻度が低いので目くじらを立てる程の値段ではないが、安い方が良いので調べると、互換製品があった。(下記リンクの3つ目)念のためサクラチェッカー(下記リンクの4つ目)でチェックしたところ問題なさそうだ。
届いた物が画像の上の左右だ。当然、全体の形状は一致しているが、裏面側(画像の右)のように、互換品はテープ収納部がテープの幅までくぼませてある。そして大きな違いが、テープの剥離紙の縦方向中央部に切り込み線が入っていることだ。ラベルは印字した後自動的に切断されるが、貼り付ける前に剥離紙を剥がす必要があるが若干の慣れとコツが必要だ。しかし、本製品の場合、剥離紙面を上にして、切れ目を中心にして、下側に紙を曲げると切れ目から剥離紙の一端が剥がれるので、そこから剥離紙を簡単に取り除ける。商品説明の中に「裏面の台紙に切り込みがあり、剥がしも簡単になります。」とあるのはこの事だった。これは便利だ。
印字の仕上がりと貼り付き具合も問題ない。プリンターでも、インクジェット用インクとページプリンタのトナーは純正品が高いので互換品を使っているが、インクジェット用インクは当たり外れが大きい。しかし本商品は「枯れた技術」を使っているので、安心して使えそうだ。
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○ラベルライター「テプラ」PRO SR530
○「枯れた技術」だからこそ成功したテプラ
○Suminey キングジム テプラPRO テープカートリッジ 9mm SC9Y 黄地黒文字
○サクラチェッカー
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評価は4です。
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