
佐藤優著、NHK出版新書刊
知っているけれど良くは理解していない資本主義について大変分かり易く解説しています。副題にあるとおり、日本が「明治維新から世界恐慌へ」至る道筋を辿って今日の姿に変貌してきた過程を、マルクス経済学と宇野経済学(宇野弘蔵氏が切り開いた分野)を引きながら検証しています。世界の経済情勢を一部引用しつつ、おおよそを知っている日本の近代史を辿っており、非常に明快な議論の進め方をしていることから、ごく容易に著者の主張が理解出来る好書でした。そして、世界の政治経済の変遷の末に辿り着いた今日の我が国の様々な事象を著者の視点から解釈している内容にも納得しました。お勧めの一冊です。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/佐藤優_(作家)
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
知っているけれど良くは理解していない資本主義について大変分かり易く解説しています。副題にあるとおり、日本が「明治維新から世界恐慌へ」至る道筋を辿って今日の姿に変貌してきた過程を、マルクス経済学と宇野経済学(宇野弘蔵氏が切り開いた分野)を引きながら検証しています。世界の経済情勢を一部引用しつつ、おおよそを知っている日本の近代史を辿っており、非常に明快な議論の進め方をしていることから、ごく容易に著者の主張が理解出来る好書でした。そして、世界の政治経済の変遷の末に辿り着いた今日の我が国の様々な事象を著者の視点から解釈している内容にも納得しました。お勧めの一冊です。
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