八甲田山

新田次郎作、新潮ＣＤ。
「強力伝」と合わせて単行本に収められ、その後、「八甲田山死の彷徨」に結実したとのことです。（以下のＵＲＬから）
--------------------------------------------------------------------
ＵＲＬ => http://myn.north-tohoku.gr.jp/kodawari/db03-m002-t013.php3
--------------------------------------------------------------------
その「八甲田山死の彷徨」はまだ読んでしません。しかし、この短編を読む限り、著者の相変わらずの真に迫った様子が想像できます。「孤高の人」もそうでしたが、雪山の厳しさ怖さが、真に迫ってきます。「八甲田山死の彷徨」を Wikipedia で参照したら、知人の三上悦雄さんの名前が出てきました。三上さんは、毎日新聞の新聞記者で大変に穏やかな、酒を愛する人でした。退職後、文筆生活に入り書き上げたのが、このＵＲＬで紹介された『八甲田死の雪中行軍真実を追う』です。たまたま縁あって、三上さんの遺稿をテキストファイルに変換し出版までの一端をお手伝いをさせて頂きました。そんなこともあって、感慨深く聞きました。
評価は４です。