齋藤孝著、角川ONEテーマ21。「声に出して読みたい日本語」の著者です。この本はユニークな内容で楽しめました。つい最近まで、ひどく不機嫌な上司がおり、職場が暗かった・・・。私が異動でその部署に加わった時にお願いされたのは、「明るくしてね!」でした。何とか期待に応えるべく努力し、少しは雰囲気が改善されたと思いますが。その上司は、一年後定年退職したので、本当に、職場に陽が差し込んだような・・・。
そんなこんなで、この本のタイトルに惹かれ読みましたが、不機嫌に良いことはなく、自分を律することで上機嫌でいることが出来る、との著者の主張に全く同感です。時代の雰囲気が、他者に対する興味や配慮が薄れていることを実感しているのですが、そのような状態に居れば、無表情、無感動に会話をしていれば無難に時を過ごせます。人との軋轢は、交わる度合いの深さに比例するのが一般なので、浅い交わりでやり過ごす方が簡単なのでしょう。
もっとも、私は、部下から「濃い!」と言われてしまいますが・・・。何が良いかは不確かながら、一度切りの人生を表面的な交わりで(情緒的な意味ではありません)過ごしてしまうのは残念な気がしてなりません。
評価は5です。
そんなこんなで、この本のタイトルに惹かれ読みましたが、不機嫌に良いことはなく、自分を律することで上機嫌でいることが出来る、との著者の主張に全く同感です。時代の雰囲気が、他者に対する興味や配慮が薄れていることを実感しているのですが、そのような状態に居れば、無表情、無感動に会話をしていれば無難に時を過ごせます。人との軋轢は、交わる度合いの深さに比例するのが一般なので、浅い交わりでやり過ごす方が簡単なのでしょう。
もっとも、私は、部下から「濃い!」と言われてしまいますが・・・。何が良いかは不確かながら、一度切りの人生を表面的な交わりで(情緒的な意味ではありません)過ごしてしまうのは残念な気がしてなりません。
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