読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

残りのひとくち

2008年05月04日 20時12分36秒 | ■聴く
出久根達郎 著、中央公論社 発行、(有)オフィス・コア制作のカセット文庫です。出久根さんのカセット文庫はたくさんあるようです。ネットで調べると、この会社で制作しているのは18タイトルで、ほぼ半数がエッセイのようです。
この間、読売新聞の人生相談で出久根さんの登場がなくなったようだ、と書きましたが、最近2回掲載されており、うれしくなりました。
出久根さんのエッセイは、氏の豊かな人生経験と暖かい視線が味わえ、幸せな気持ちになれます。私より10歳ほど年長で、大変な苦労をされているはずですが、良い形の年輪になっているようです。講演会でお話をお聞きした折りに触れたお人柄も大変良いものでした。また、ごくまれに文学論のようなことも出てきましが、決して高いところから論じていません。ご自分の体験を通して得た考えを、平易に淡々と記述されています。
評価は4です。

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