嶋浩一郎 著、ディスカバー携書 刊です。内容は、日常で見たり聞いたりして、感心したり、びっくりしたりしたことを、分類せずに記録し、少し寝かした後、一冊の手帳に随時書き込む。それを折に触れ見返すことで、書き込んだ項目同士が化学変化を起こし新たな発想を生み出すとのことです。著者は博報堂ケトルのCEOで、自称片付けられない人。「おわりに 集中力より、散漫力」と末尾に書かれています。ご自分の性格がうまく生かされた方法なのでしょう。ただし、項目同士を関係づけるにはそれなりの努力と鍛錬が必要のようです。これもしゃかりきにならずに、じっくり焦らずやれば良いのだと思います。
一つのテーマに絞り込み、平易かつ明確な内容で、短時間で読み通せます。参考になりました。
評価は4です。
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