夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

名残の紫陽花 

2007年08月16日 09時27分55秒 |  あなたの鼓動、華
岬に来ています。
途中、名残の紫陽花を見つけ、食卓を飾るために盗んでまいりました。

でも、この名残っていうことば、切るに切れない未練のような怨念を感じさせるような言葉ですね。

私のようにどこをとっても散文的で、詩情のかけらもない人にとっては、お茶で使う以外には用のない言葉だと思っておりました。
でも、Mixiのお仲間たちからこれは人にも使うのだと教えていただきました。
私としては彼女たちのことを思うと、もっと直截な、的確な表現がいくらもあるであろうと思いますけど、それを使うと、折角の私の人生が短くなり、闇夜には外を歩けなくなり、牛の刻になるとあちこちが痛くなるのだそうです。
気の弱いボクちゃん(さっきの日記にもこの台詞、ありましたよね)はその恐ろしげな脅迫に屈して、彼女たちにも名残を使うことにいたしました。

「それでも地球は回る」ですよね、崩れ落ちそうなものならまだしも、化石になったものにまで「名残」って使うのでしょうか? ボクちゃん心の底では何か釈然としないものを感じてはおりますけど、これが私に与えられた公理、真理なのでしょうね。
真理という大海の前で砂浜の小さな砂を一つ一つ掴み上げている、、、誰の言葉でしたっけ、、、
まぁ、自分の無知蒙昧さを笑うしかないか、、、ははははは、、、



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