例年ならこの時期、とっくにこの大好きな子をアップしているのですけど今年(もしかしたら去年も)カメラを向けることもなかった。なんせ引き籠もっていて、そろそろ咲いているだろうなって思いながらもほんのちょっと足を延ばすこともなかった。チビ太が元気なら、いつもの散歩コースから一歩、二歩足を延ばせば撮れたのに、チビ太も引きこもっていましたので、散歩もなしになりましたし、、
意を決して、近くのレンコンの畑に行ってまいりました。もう盛りも過ぎてあまり咲いていなかったのですけど、恒例の行事ですからね。
昨日、「カメラを持って出かけなきゃ」なんて大口をたたいておりましたけど、
一日もたたないうちに、「うん? 面倒っち。や~め!」になっちゃいました。
なので、引き籠もりでも撮れるものって考えまして、我が家の守り神様を一度も紹介していないってことに気がつきました。
私の背後霊様は、木花咲耶姫さんじゃなんて不謹慎なことを常々公言いたしておりますけど、、、(そのうち罰が当たるんじゃないかと密かに心配はしているんですけどね)
これは私ではなく、我が家の守り神。
寝室の屋根の上に大きく枝を伸ばしております。(画面左上の黒い三角形は屋根の庇です)
あちこちにたくさんうろがあるんで、フクロウさんでも居ついてくれないかって思っておりますけど、今までのところそれはないようです。
でもまぁ、小鳥さんたちはたくさん住み着いたり、仕事場にしているようで、早朝、「あんた、はよ起きんね。ご飯持ってきてくれんと困るとよ」とか、、時には睦言のような声とか、、、
今朝は、ヤマガラさんとコゲラさんが遊んでおりました。
今日も暮れました。
隣で寝ているチビ太を見ながら、チビ太が散歩に出たがらないからって、私まで引き籠もりになる理由はないな~って痛切に思っております。
田んぼでは稲の刈り取りが始まったようで重機の音がしておりますが、身の回りのことすら疎くなっています。
チビ太を一人にするのは心苦しいけど、明日からはちょっとだけカメラを持って外出しようかと、、、
智に働けば角が立つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だ、、
夏目漱石の草枕ですけど。
その伝で行くと、左の子は智、中の子は情、右の子は意地??
昨日は満月でありました。明日は月齢15日。そして真ん中の今日は、誰かさんの誕生日。
誕生日は「誕生日は冥途の旅への一里塚、、、」 うん、違う? まあ、細かいことは良しとしましょう。
時代の波に取り残されていた我が家では、私の小さなころはお正月に歳をとっていたんですね。
だから誕生日なんて記憶にない。
誕生日を意識するようになってみると、「冥途の旅への一里塚」なんて、めでたくもない話しか聞こえてこない。
人間でも大きな不安に駆られると、何かにすがりたいって思うことがありますよね。
今のチビ太がその状態。
まっすぐ歩いているつもりでも グルグル回ってて先へ進めない。
後ろ足に力が入らなくってすぐに倒れてしまうし、起き上がれない。
ご飯や水のお皿をひっくり返す。
怖いから隙間を見つけるとそこへ隠れたいけど、出られなくなってしまう。
なんて、いろいろと変なことが起こっています。
そんな時にはおいちゃんの傍にいると
少しは安心していられる。
以前は、チビ太様の尊厳を損なうって好きじゃなかった、抱かれることも、
慣れてみれば、けっこう安心していられるんですよ。
チビ太は何も悪いことしてないのに、いつもこのお皿がチビ太のお尻に噛みつくんだよ。
知人のところの犬も認知症。いろんな症状を聞いています。
チビ太もご飯や水を飲む時に、前足はその場で足踏みしているのに後ろ足は左に左にって動かします。前足を軸に円を描くんですね。だからご飯や水のお皿を蹴飛ばしたり、その上に座り込んだり、、、
チビ太は何でそうなるのか分かっていないみたい。
ボクちゃん、何も悪いことしてないのに~
知人のところのケースでは隙間に入り込んでしまう(テレビの後ろに入って出られなくなってしまったり)とか、夜中に吠えるって言うのも聞いていました。
この数日、チビ太にもそれが出て来ました。
隙間で身動きができなくなったり、
お皿の上や、カーペットの上で座り込んで立ち上がれなくなったり、、、
チビ太は10年以上、吠える声を聞いたことがなかったのに、動きがつかなくなると心細いのでしょうか、鳴くんですね~
どうかすると延々と鳴いていたりして。
抱いてやると落ち着くんですけど、、、
降ろすとまた座り込んでしまって、鳴いていたりして、、、
私もそうなるのは時間の問題なのは分かっているので、チビ太を叱ることもできないし、怒っても、チビ太にはなんで起こられているのか分からないでしょうから無駄ですよね。
一番いいのは、私もそうなってしまえば、気にならないのですけど、、、、