25日にトンボの沼に行きましたけど、日が落ちてもハクチョウたちは家に帰ってきません。はぐれたらしい一羽がしょんぼりといるだけでした。
考えてみれば花の金曜日、お忙しかったんでしょうね。
ということで、26日に再度挑戦。今回は朝の日の出の時間にうかがいましたよ。
トップの写真はまだ、若い鳥ですね。
だから、なんとなく薄汚れたような色をしていますけど。
7時10分前くらいにトンボの沼に着き、見ますと14羽のコハクチョウがいます。
よかった、引っ越したのではなくて、やはり花金で帰宅が遅くなっただけだったんですね。
以前、出発の様子を見ていたときには、太陽が昇って20分くらいで出発していましたので、急いで、運転していたときの薄着のまま沼の傍にカメラを構えました。
これが大失敗。彼らは朝起き出して、沼の中を回遊していますけど、飛び立つ気配がない。
外気温はマイナス2度を示していました。
太陽が出て、いくらか暖かくはなったかと思いますけど、それにしても寒い。
指先もシャッターを押せるのかと心配になるほどコチコチになってきます。
若いハクチョウがお母さんに叱られています。
「痛い! もうしません、ごめんなさい」
大人のハクチョウがそれをみながら、「おれもよく突っつかれたよな~ おお、痛そう」って昔を思いだしていたりして、、、、
でも、飛び立たない、、、
回遊するときにも、母鳥は必ず若鳥を気にしていて、遅れたり、みんなと違う行動をとると、若鳥の方へよって行きますね。
こっちでは、「昨日の魚さ~ こんなに大きくって、、、」と、始めましたけど、
「ふん、またおおぼらを吹いているわ」って、誰も気にもしない、、、
でも、まだ飛び立たない、、、
とにかく、何とかしてちょうだい! って、叫びたくもなります。
「ねぇ、蒲田のバレエスクールなんて、サギと鴨でしょう。
白鳥の湖を踊るには、やぱり白鳥じゃなきゃ。
私、綺麗でしょう、、、」
そんなことより、「寒いよう。早く飛んでくれよ~」
やっと、9時ちょっとすぎに、飛び立ってくれたころには、こちらは完全に冷凍状態でした。