さてさて、またまたMicro-Nikkor 200mmでございます。
実はこの前のオオイヌノフグリもそうなのですが、これも200mmに中間リングをかませております。
私が使うニコンの純正のMicroレンズ、Micro-Nikkor-P.C. Auto f=55mm(長いですね~)とこの200mmは実は単体では等倍撮影ができないのですね。等倍撮影をやりたければ、55mmのほうにはM2という接写リングを売り出しましたし、200mmのほうは売りに出していた中間リングをお使いくださいってことでしたけど。別に資料の撮影が目的ではないので等倍撮影ってのには特にこだわりがなかったのですけど、、、なんていいながら、リング類はなぜかゴミ箱にあるのですけど、、200mm用のものはデジタルカメラには使えない、たぶん電気回路の接点と干渉するのでしょう。あとからあとからいろんな機能が付加されて、そのための設備が必要になってくるので仕方ありませんよね。
なんていいながらトップの写真はさらにトリミングを加えたもの。
こちらがオリジナルのもの(トリミングした写真とはちがう写真ですけど)
ちなみに、昨日のオオイヌノフグリにもこのレンズに中間リングをつけていましたが、ほんのちょっとした軽めのやつ。今回のは4センチほどの長いリングです。レンズがなければきっと15センチ越えくらいになりそうな効果がありますよ。
D800
ISO 100
Micro-Nikkor 200mm 1:4 + 中間リング
トップ
f.16 1/8
下
f.16 1/15 マイナス1補正
他に撮るものがなかったので、ごめん。
オオイヌノフグリ
庭に沢山咲いてました。
あんな小さいのが大きく写るのですね。
中間リングって
エクステンダーのことですか?
どのレンズにも合うわけじゃないですよね
クローズアップレンズでは描写に一抹の不安、
ベローズは使い勝手が悪い、、、
そんなときに活躍するのが接写レンズ。ニコン純正だとAFなどで制限があったり(もっともマクロではAFはほとんど使いませんけど)しますが、サードパーティのものですとそれが少ない。私はケンコーのセットを使っています。
接写ではこのほか、リバースアダプターなんてのがあって、これだと使うレンズによっては顕微鏡写真みたいなのが取れます。
等倍以上の写真になると、紙一枚の差でピントがずれてきます。外で使うとなると風などがとても厄介な存在になります。
昔のロッコールは、専用の中間リングが付いていました。それを使って、等倍撮影してました。
当時は、AFなんてのは存在しなかったので、電気接点は無く、自動絞りの爪が出ているだけでした。ベローズも同様でした。
今のベローズってどうなんでしょう?電気接点が付いているのかなぁ?
今は、レンズ単体で、等倍撮影が出来るので、接写は横着出来るようになりました。
もっと、横着になって、ポケデジマクロを使ってますが・・・
今日は、それで猫柳の花を撮って来ました。
まあ、私の場合は、特に等倍じゃなきゃいけないこともなかったので、気にもしなかったですけど。
今のベローズってどんなもんなのでしょう。最近のニコンのカタログには載ってないみたいですけど。
ベローズの可能性は素晴らしいとは思うのですけど、もう昔のベローズでさんざん泣かされましたので、ベローズは買う気も起こりませんけど。
私の知っているベローズはダブルレールになってましたけど、あれをシングルにしてあおりが効かせられるようならもっと面白いものになったかもしれませんね。
4*5も、私の場合大判のよさより、あおって遊んでいることが多かったので。
2機目のベローズは、横方向にだけ、シフトとあおりが使えました。その分、自動絞りは、レリーズケーブルみたいので、マウント部をつないでいました。(まだ現物があるので、チェックしました。)
ストロボもステーを付けて小型のを2つ使って(リングストロボが買えなかったので)。。。
露出倍数計算して。。。当時、ストロボのAEは使えなかったし。。。後確認ブラケット撮影をしてました。
そんなメンドクサイ事をしてたせいか、今は、横着に走るのでしょうね。(今は現場で確認できるし、夢のような時代です。)
調べてみたら、Pentaxにも、ベローズは無いみたいです。中間リングはあるけど、高いなー・・・
長玉に付けて、最短距離を短くして使ってみたいのですが。。。テレコンバータは好きくないし。。。
昔は逆に、魚眼に薄めの(マウント部だけ)中間リングを履かせて、ワイドマクロが好きでしたが、最近のワイドレンズは、最短距離が短いし、コンデジマクロは、ワイドマクロそのものですからね。そっちは手間が掛からなくなりましたので。。。
それにしても、ニコンのあおりの効くレンズでもそうですけど、ライブビューの効かないカメラでどうやってあおり効果を確かめていたんでしょう。あおり撮影は大判でしかやったことないので、不思議です。(もっとも大判のフィルムや現像はお金がかかるので、像を見ながら喜んでいるのがほとんどでしたけど)
中間リングで最短距離を短くってのは、このブログでもいくつか載せてましたし、、、
それにしても、フィッシュアイの最短距離ですか、、、考えもしなかったけど、自分ので調べてみましたら、30センチでした!!!
(Fisheya-Nikkor Auto 1:3.5 f.16mm)
確かに、今のデジカメだとレンズ面すれすれでマクロが撮れますよね、、、
ここの200mmは71センチ。55mmは24センチですからね~
コンピュータは計算尺よりも素晴らしい!
おまけに工作技術もコーティングや材質までも進化しているんですから。
残念なことは、使う本人が、退化しているって事実でしょうか、、、、
ご丁寧にありがとうございます!
ケンコーデジタル接写リング
良さそうですね
紙一重でピントが難しいそうですが
接写リングをつけると
VRは効かないのですか?
やっぱりマニアルなのでしょうね
Aiっていうのはレンズの絞り情報をカメラに伝える装置。それすらなくって、マニュアル露光でした。
まあ、昔はそれが当たり前でしたので、疑問にも思いませんでしたけど、どんどんいろんなことがカメラでできるようになると、あれもできない、これもできない、、、それにマニュアルになれていないと、マニュアルでのセッティングが分からないなんて、、、逆に言えば、いい時代なんですよ。
接写リングで絞りとかフォーカスなどのレンズの情報をカメラに伝えられるものはあります。ただVRはどいうでしょう。むしろボディ内でのVRをつけたものの方がその面では有利ですね。