今、ショカッサイがたくさん咲いていますね。
ショカッサイ、本名はオオアラセイトウ。漢字で書くと、なんと大紫羅欄花! かの牧野博士のご命名なのだそうです。こんなの出されてオオアラセイトウなんて読める人、尊敬しちゃう。
さらに、ムラサキハナナとか、ハナダイコンなんてあだ名もあるようですね。
この花好きなので、何度も移植して植えているのですが、どうしたことか何度植えても結局 翌年には出て来ないのです。強靭な植物だって聞いているのですけど。
今年も植えてみましょう。
ショカッサイの名は諸葛孔明が遠征した時に、兵糧として使ったって伝説があって、それから来たと聞いています。
叢になっているのを見ると、試食してみたいなって思うのですが、未だにやってません。葉っぱも、茎を漬けものにしても美味しいのだそうですけど、食べてごらんになった方がいらっしゃいましたら、お味の方、料理法など教えてください。
ところで、この花、国立環境研究所の侵入生物データベース(なんかエーリアンのデータベースみたいな名前ですけど)によれば、「1894年に記録有り,1939年から各地に導入,戦後拡大」って、明治中期に記録があって、戦後広まったってことはこの5,60年ではありませんか。
意外と新しいお仲間なんですね。もっとも図鑑などでは江戸時代に日本に入って来たとするのが多いみたいですけど。
それに、花とか鳥とか、専門を持って見ていればもう少し何とかなっているかもしれませんけど、見るものなんでも撮るってやり方ですから、
私は花の名前はダメなので、よく知っている友達と一緒だと、途端に門前の小僧になります。