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先日、クロッカスを春を告げる花として紹介しておりましたけど、今日は日本の春告げ花。と、いっても福寿草や雪割草ではなく、三椏(ミツマタ)のご紹介。
ミツマタは漢字では三椏とか、三叉とか、三枝とか書かれていますが、万葉時代にはサキクサとかサキサク(サキザク)などといわれて、他の花よりも先駆けて咲く花として詠われてきました。
春さればまづさきくさの幸くあらば
後にも逢はむ な恋ひそ吾妹
柿本人麻呂
万葉集 10-1895
春になって三叉の花のように幸福だったら
また会いましょう、あまりこがれないで(待っていてよ)恋人よ。
幸福、、、無事位の意味でしょうか。
この花をあらわす、三枝はサエグサという苗字の元になったのですね。
下のアカバナミツマタは日本で突然変異で生まれたものだそうです。
白花とともに、いすみ市岬町のだるま庵にて撮影したものです。
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ミカサのポットは見つかりましたか?
私は東京で小さなリサイクルショップを営んでおりまして
ミカサをよく見かけるので時々気になって思い出しています。
オークションにありました。見てみて下さい(笑
私の探しているのはあれよりもちょっと小さい、全体がストーンで、模様も入っていないまったくの業務使用みたいなものでした。
もう少し大きいので、ウエッジウッドの葡萄の模様のものを持っておられるので、それの小さなものって聞いたことがありますけど、あの何もないシンプルなところが気に入っているのだそうで、2人用くらいの普段使うサイズのものにこだわりがあるみたいです。
でも、本当にありがとうございました。
赤い三椏を初めて見たときはどうしたらこんなに赤く作れるのだろうと思いましたが、突然変異だったのですね。
それにしても三椏でこんな詩を詠めるとは、昔の人の感性はすばらしいですね。
どうしたら自分もなんて思ったこともありましたけど、今や、完全に諦めの境地、、、